行政

長野で規正局・ガイダンス局合同運用 信越総通局、JARL 長野県支部

【2016年09月05日】

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       合同運用の様子

 総務省信越総合通信局と一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)長野県支部は、8月26日に小諸市で、規正局・ガイダンス局合同運用を実施した。9月24~25日に長野県軽井沢町で開催されるG7交通大臣会合に向け、アマチュア無線で電波の使用区分を守らない局や呼出符号(コールサイン)を使用しない局に対し電波発射による注意喚起を行い、法律に則った運用をするよう呼びかけたもの。
 不法・違法運用による電波発射は電波環境秩序の悪化や重要無線通信妨害にもつながることから、G7交通大臣会合の行われる長野県東部(東信地区)での電波クリーン作戦の一環で実施された。
 ガイダンス局とは、アマチュア局に対して適正な運用を確保するため電波によりメッセージを送出し周知を行うJARLの無線局のこと。規正用無線局はルールに違反している無線局に対して違反運用を即時に止めるように指導するために開設された国の無線局のこと。
 地方総合通信局の電波規正用無線局とJARLのガイダンス局の連携運用は、全国で行われており、信越管内では昨年度、長野県佐久市や新潟県見附市において実施。直接違反者に対し電波による注意喚起を行うことにより、リアルタイムで違反の是正が可能であるため効果が上がっている。
 当日は信越総合通信局無線通信部監視調査課の担当者およびJARL長野県支部の関係者が参加。違法運用局を発見した場合、まずJARLガイダンス局から電波法に基づいた適正な運用を周知・広報するメッセージを送出。その後も改善されない無線局に対し規正用無線局から規正メッセージを送信するという手順で行われた。ガイダンス局電波発射回数は25回、電波規正用無線局電波発射回数は6回だった。
 信越総合通信局無線通信部監視調査課は「地域特性のためか、注意を受けると素直に従い呼出名称を呼称していたのが特徴でした。ただし、規正用無線局で警告を行うと交信をやめる局もあり、DEURAS(不法無線局などを探知するために総務省が日本全国に配置している電波監視システム)にて最終電波発射点を確認済みでしたので今後の移動監視地域としてリストアップしたところです」としている。
 日本アマチュア無線連盟長野県支部は、総合通信局と合同運用を行うことで、一層の注意喚起の効果が期待できるとしている。

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