行政

総務大臣賞にシャープ・高度広域衛星デジタル放送受信機 CEATEC JAPAN実施協議会

【2016年10月12日】

写真
  ▲ 総務大臣賞を受けた(左)
    野村副社長と 富永局長
写真
  ▲ 経産大臣賞を受けた(左)
    田中社長と中川政務官

 CEATEC JAPAN実施協議会は、10月4日(火)午前11時から千葉市・幕張メッセ展示ホール4のオープンステージにおいて、「CEATEC AWARD2016」総務大臣賞、及び経済産業大臣賞を発表し、それぞれ表彰した。
 総務大臣賞は、シャープの「高度広帯域衛星デジタル放送受信機」に決定。総務省の富永昌彦総合通信基盤局長から表彰状と記念盾が野村勝明シャープ副社長に贈られた。また、経済産業大臣賞は、富士通の「網膜走査型レーザアイウェア技術」に決定。中川俊直経済産業大臣政務官から表彰状と記念盾が田中達也富士通社長に贈られた。
 CEATEC JAPAN2016では、本年の開催テーマ「つながる社会、共創する未来」のもとに、IT・エレクトロニクス産業の進展とCPS/IoT市場の本格始動、市場創造に貢献することを目的に『CEATEC AWARD2016』を実施した。今回、CEATEC AWARD審査委員会による厳正な審査の結果、「総務大臣賞」並びに「経済産業大臣賞」が決定したもので、受賞製品の概要・選評を次に示す。
 ◎総務大臣賞:シャープの「高度広帯域衛星デジタル放送受信機」は、業界で初めて2016年8月から試験放送を開始している8Kスーパーハイビジョン放送の専用受信機。同社8Kモニター(LV―85001)と接続することで、フルハイビジョンの16倍の解像度を持つ超高精細映像を表示可能。同時に複数の番組を放送する4K放送のマルチ編成放送が受信できるほか、8K放送の特徴である三次元音響の22・2ch音声出力にも対応している。2018年に予定されている8K実用化放送に向けた検証機器に使用できる。
 〈選評〉 8月1日から始まった8Kスーパーハイビジョン試験放送を推進するための機器として、いち早く世界で初めて製品化された受信機として先駆性を評価。2018年実用放送開始に向けての貢献が期待される。世界初の8K放送受信機は画期的で、2020年の東京オリンピックへ向けて弾みをつけるもの。
                ◇
 ◎経済産業大臣賞:富士通の「網膜走査型レーザアイウェア技術」は、網膜走査型レーザアイウェアと呼ぶ、超小型レーザープロジェクタから網膜に直接映像を投影するヘッドマウントディスプレイ。HDMIによる外部入力画像や内蔵カメラの撮像を見ることができる。光学系をフレーム内側に配置することで、突出部がなく違和感の小さいデザインを実現した。視力やピント位置に影響されにくいという特長から、視覚障害者(ロービジョン)に対する視機能支援として開発を進めている。
 〈選評〉 眼のピント調整が不要なフリーフォーカス、突出部がなく自然な外観を実現するユニバーサルデザインなど種々の利点を持ち、従来技術を置き換える可能性が大きい。ロービジョン者の視覚支援、AR/VRの高度利用など、多方面での活用が期待される重要技術。

行政一覧へ  トップページへ