行政

CEATECオープニングレセプション CEATEC JAPAN2016

【2016年10月12日】

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「これはすごい」指さす安倍首相と(左)
高市総務大臣

 「CEATEC JAPAN2016」オープニングレセプションが10月3日、東京都千代田区のパレスホテル東京で開催された。
 安倍晋三首相は、「現在、世界には『第4次産業革命』の波が到来している。ビッグデータやAIを活用し、人や製品が従来考えもしなかったようなつながり方をすることで新たな価値を生み出す。第4次産業革命の鍵となる精密なセンサー、ロボットの繊細な制御等の技術、カイゼンを積み重ねる強い現場、顧客の厳しい目に鍛えられ、技術・製品・サービスを磨き続ける力こそ、日本の強みである。第4次産業革命は、国民生活を豊かにしながら企業の生産性を向上させる。その主役である皆様の新たな挑戦をサポートする。先月立ち上げた『未来投資会議』を中心に必要な改革を躊躇なく断行していく。例えば、8Kの技術を医療に展開する。日本は、少子高齢化、人口減少というピンチに直面しているが、皆様の優れた技術と果敢なチャレンジ精神があれば、強い日本経済を必ず実現できると確信している。今年5月、メルケル首相と私は、来年3月にドイツのハノーバーで開催される『CeBIT(セビット)』で日本がパートナー国となることに合意した。これを受けて、先ほど日独間でパートナー国契約が結ばれた。ものづくりやIoT分野で競争力を有する日本とドイツが連携することは、この分野の世界標準の獲得に向けた大きな一歩になる。世界が驚くような日本の技術を発信し、日独で世界の第四次産業革命をリードしていきたい。IT・エレクトロニクス産業は100万人以上の雇用を支える我が国の基幹産業である」と挨拶した。
 高市早苗総務大臣は、「シーテックでは今回、IoT時代の到来にふさわしい様々な企画が用意されている。総務省では、IoT時代を見据えたICT政策を強力に推進している。IoTは大きな可能性を持っているが、中高年の利活用が進んでいない。そこで、生活に身近な分野でIoTを活用して、地方創生につなげる身近なIoTプロジェクトを立ち上げた。先週タスクフォースを立ち上げ、年内にもロードマップを取りまとめる。将来のIoT基盤となる5Gを2020年に実用化することを目指す。来年度には各地域で実証実験を行って取り組みを加速させる。IoT時代を支える人材育成が大事なテーマだ。私は幼少期からのプログラミング教育を主張してきたが、文科省でも2020年に小学校でプログラミング教育の必修化を決めた。それに先駆け、総務省ではいま全国各地で実証事業を展開している。クラウド上の教材や、地域の人材を活用して実施している。昨年10月に設立されたIoT推進コンソーシアムは村井純会長のリーダーシップにより、設立から1年で会員数が700社から2400社に増えた。また本日、米国のIoT推進団体との協力に関する合意文書を締結され、国際連携の推進と発展にも期待している。CeBITには日本パビリオンの設置を通じてオールジャパンで日本企業の国際展開を進める。世界一のICT大国といえる日本を築いていきましょう」と祝辞を述べた。

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