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登山者一見地システムの利用も出る評価 北陸総通局

【2016年10月14日】

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  ▲ 冒頭あいさつする松澤無線通信局長
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     ▲ アンテナ内蔵のリュックと
       登山者用端末機
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 総務省北陸総合通信局(吉武久局長)は、平成28年9月16日、「登山者位置検知システムの利用モデル評価」の第1回評価会を富山国際会議場にて開催した。
 同システムは、山小屋などに設置される検知者端末機と登山者が装備する登山者端末機を用いて、遭難者(登山者)からのGPS位置情報が、山小屋等の検知者端末機の地図上に正しく表示することができるとともに、遭難者が自ら操作できない場合でも、検知者端末機からのリクエストによって登山者端末機を起動し、GPS位置情報を正しく表示することができるもの。
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 評価会では、北陸総合通信局松澤無線通信部長のあいさつの後、本システムの有用性を立山周辺の山岳の携帯電話の不感エリアで機能面・利用面から実証・評価するという本評価会の開催趣旨を確認し、座長に富山県立大学名誉教授の岡田敏美氏を選出した。
 富山県警山岳警備隊からは、山岳遭難の現状と事例の報告を行い、続いて富山県立大学から富山県立山で行う同システムの実証試験の具体的な実験場所や実験項目などについての説明があった。
 委員からは、「端末機は小型・軽量・安価が普及の必須条件」、「小型化には利用シーンを絞った仕様にすべき」などの意見が出された。
 また、同システムのデモンストレーションでは、開発された登山者端末機を会議場周辺で移動させ、その位置情報が地図上に正しく表示されることを確認した。
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 北陸総合通信局では、今後実施される富山県立山での実証試験や評価会において、同システムの有用性を示すことで社会実装を促し、山岳遭難者の迅速かつ確実な救助に寄与していくこととしている。

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