行政

エルサルバドルで地デジ放送日本方式が採用 総務省

【2017年01月25日】

 中米のエルサルバドル共和国において、地上デジタルテレビ放送日本方式を同国の地デジ方式として採用することとなった。総務省が1月20日に発表した。日本方式採用国は19ヵ国目。
 日本方式の採用では①総務省は、関係省庁やすでに地デジ日本方式を採用した中米諸国と連携し、これまで、高市早苗総務大臣の書簡を発出するなどエルサルバドルに対し、日本方式の採用に向けた働きかけを行ってきた②エルサルバドルでは、日本方式を含む地デジ方式の検討が行われてきたが、日本方式を採用することとなり、20日(現地時間1月19日)、サンチェス・セレン大統領が公表した。
 総務省としては、エルサルバドル政府の決定を歓迎するとともに、同国の円滑な地デジ化に向け、支援していく考え。
 地上デジタルテレビ放送日本方式「ISDB―T」(Integrated Services Digital Broadcasting―Terrestrial)とは、国際標準となっている地上デジタルテレビジョン放送の規格には、大きく分けて日本方式、欧州方式、米国方式、中国方式の4方式が存在するが、日本方式は、ひとつの送信機で固定端末向けと携帯端末向け放送を実現し、効率的な設備投資でネットワーク構築が可能といった優位性がある。このほか、災害時や停電時のような状態であっても電池で稼働し、いつでもどこでも受信できる携帯端末向け放送や緊急警報放送等の機能は、災害対策のツールとしても有効なものだ。
 なお、日本方式採用各国の採用時期は次の通り。
 ▽ブラジル 2006年6月
 ▽ペルー 2009年4月
 ▽アルゼンチン 2009年8月
 ▽チリ 2009年9月
 ▽ベネズエラ 2009年10月
 ▽エクアドル 2010年3月
 ▽コスタリカ 2010年5月
 ▽パラグアイ 2010年6月
 ▽フィリピン 2010年6月(2013年11月、再表明)
 ▽ボリビア 2010年7月
 ▽ボツワナ 2013年2月
 ▽グアテマラ 2013年5月
 ▽ホンジュラス 2013年9月
 ▽モルディブ 2014年4月
 ▽スリランカ 2014年5月
 ▽ニカラグア 2015年8月
 ▽エルサルバドル 2017年1月。

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