行政

「クラウド型EHR高度化事業」交付先候補」 全国自動車無線連合会

【2017年03月10日】

 総務省は、平成28年度第2次補正予算「クラウド型EHR高度化事業」に係る提案の公募を行い、外部有識者による評価を踏まえ、交付先候補を決定した。
 医療情報連携基盤(EHR、Electronic Health Record)とは、それぞれの地域において、医療機関や介護施設をネットワークでつなぎ、患者の診療情報や生活情報等の共有を図るためのシステムで、全国各地に約240存在している。しかし、多くのEHRにおいて、コスト負担が重く、一方向の情報閲覧しかできず、EHRごとにデータ管理方式が異なり連携が図られないなどの課題がある。こうした中、この事業は、クラウド技術を活用し多職種の施設が参加可能な双方向かつ標準準拠のデータ連携を実現するEHRへの高度化を支援することで、効果的な地域包括ケアや地域を越えた広域のデータ連携等を推進する事業。
 28年12月22日から29年1月31日まで、事業の提供範囲に応じ、3つのモデルについて公募を行ったところ、合計30件の提案があった。提案について、「クラウド型EHR高度化事業の評価に関する会合」における評価を踏まえ、このほど、各モデル合わせて16件の提案を交付先候補として決定したもの。
 なお、3つのモデルとは、モデル1が二次医療圏(または住民20万人以上の地域)内のネットワーク化、モデル2が複数の二次医療圏(または住民20万人以上の地域)のネットワーク化、モデル3が三次医療圏のネットワーク化―である。
 以下に16件の提案を示す(No、都道府県、実施医療圏、代表機関名、EHR名の順で記載。
 ◇モデル1=7件▽1、北海道、西胆振医療圏、(公社)室蘭市医師会、SWAN▽2、岩手県、気仙医療圏、 (一社)未来かなえ機構、未来かなえネットワーク▽3、新潟県、中越医療圏(うち長岡市)、(一社)長岡市医師会、長岡フェニックスネットワーク▽4、岐阜県、岐阜医療圏(うち羽島市、各務原市、山県市、瑞穂市、本巣市、岐南町、笠松町、北方町)、(一社)羽島郡医師会、環岐阜地区医療介護情報共有協議会通称TGP(Trans Gifu Partnership for sharing medical database)▽5、奈良県、西和医療圏、近畿大学医学部奈良病院、西和医療圏、医療・介護連携ネットワーク(仮称)▽6、和歌山県、田辺医療圏 (一社)和歌山県介護支援専門員協会、田辺保健医療圏の医療・介護の双方向情報連携EHR基盤▽7、高知県、幡多医療圏、(一社)幡多医師会、高知県幡多医療圏EHR
 ◇モデル2=4件▽8、千葉県、千葉医療圏(うち千葉市中央区、緑区、美浜区)、市原医療圏、国立大学法人千葉大学医学部附属病院、SHACHI―Brain▽9、東京都、区西部医療圏(うち杉並区・中野区)、社会医療法人 河北医療財団、東京都区西部医療圏ネットワーク(仮称)▽10、愛知県、名古屋医療圏、(一社)名古屋市医師会、はち丸ネットワーク▽11、大分県、中部医療圏 北部医療圏、(一社)臼杵市医師会うすき石仏ねっと
 ◇モデル3=5件▽12、宮城県、(一社)みやぎ医療福祉情報ネットワーク協議会、MMWINみんなのみやぎネット▽13、滋賀県、(NPO))賀県医療情報連携ネットワーク協議会、びわ湖メディカルネット▽14、岡山県、(一社)医療ネットワーク岡山協議会、医療ネットワーク岡山(愛称:晴れやかネット)▽15、徳島県、国立大学法人徳島大学、徳島県全域医療連携ネットワーク(仮称)▽16、沖縄県、(一社)沖縄県医師会、おきなわ津梁ネットワーク。

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