行政

「電波の日」記念中央式典 総務大臣表彰など執り行う 総務省

【2017年06月02日】

 総務省は5月29日、第67回「電波の日」(平成29年6月1日)及び29年度「情報通信月間」(同年5月15日から6月15日まで)に当たって、6月1日の平成29年度「電波の日・情報通信月間」記念中央式典での表彰者(個人・団体)を公表した。情報通信の発展に貢献した個人及び団体、デジタルコンテンツの今後の創作活動が期待される者並びに今後サイバーセキュリティ分野でさらなる活躍が期待される個人及び団体に対するもの。
 29年度「電波の日」総務大臣表彰は次の通り。 ◇個人3件(氏名、功績の概要の順。敬称略、50音順)
 ▽髙畑文雄(早稲田大学理工学術院教授)、多年にわたり、情報通信審議会委員を務めるとともに、「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)電波有効利用促進型評価委員会」委員長として、電波有効利用に資する取組に尽力し、電波行政の発展に多大な貢献をした。
 ▽前田忠昭(東京瓦斯顧問)、多年にわたり、電波監理審議会会長及び同会会長代理として、電波及び放送に関する重要事項の調査審議に公平かつ的確な判断と有益な助言を行うとともに、同会の円滑な運営に尽力し、我が国の情報通信行政の発展に多大な貢献をした。 ▽三木哲也(電気通信大学名誉教授)、多年にわたり、「電波利用料による研究開発等の評価に関する会合」座長を務めるとともに、情報通信審議会情報通信技術分科会航空・海上無線通信委員会主査として、新たな航空・海上無線通信システムを推進するなど、電波技術の発展に多大な貢献をした。
 ◇団体2件 (団体名、功績の概要の順。敬称略、50音順)
 ▽熊本シティエフエム(松本富士男代表取締役社長)、熊本地震において、身近な地域の防災・災害・生活情報放送を24時間生放送で実施するとともに、コミュニティ放送局を休止して臨時災害放送局として運営するなど、災害時における基幹放送局としての使命を十分に果たし、熊本市の地域住民の安心・安全の確保に多大な貢献をした▽中国放送(畑矢健治代表取締役社長)、南海放送(田中和彦代表取締役社長)、山口放送(赤尾嘉文代表取締役会長)、FM同期放送の実現に向け、実験などを実施し全国に先駆けて導入することで地域の電波利用の効率化に尽力するとともに、FM同期放送の利点や効果を広く周知するなど、電波技術の普及・展開に多大な貢献をした。
 29年度「情報通信月間」総務大臣表彰は次の通り。
 ◇個人4件(氏名、功績の概要の順。敬称略、50音順)
 ▽大南信也(認定特定非営利活動法人グリーンバレー理事長)、多年にわたり、徳島県神山町にてサテライトオフィスの活用に取り組み、首都圏のベンチャー企業誘致などにより過疎地における新たな活性化モデルを実現するとともに、「ふるさとテレワーク推進会議」や「平成28年度ふるさとテレワーク推進事業の評価に関する会合」の構成員として、ふるさとテレワークの推進に多大な貢献をした。
 ▽佐々木良一(東京電機大学未来科学部教授)、「IoT推進コンソーシアム IoTセキュリティワーキンググループ」座長として、「IoTセキュリティガイドラインver1・0」の策定に尽力するなど、情報セキュリティ政策の推進に多大な貢献をした。
 ▽西條温(一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟会長)、「一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟」理事長及び会長を歴任し、ケーブルテレビのサービス高度化等を実現するケーブル・プラットフォームの構築に主導的な役割を果たしたほか、「4K・8Kの推進に関するロードマップ」の着実な遂行により、業界の発展及び4K・8Kの普及に多大な貢献をした。
 ▽渡邊武経(一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会会長)、平成12年の「社団法人 日本インターネットプロバイダー協会」設立時より同協会会長を務め、多年にわたり、インターネットプロバイダー業界の意見とりまとめや啓蒙活動に尽力するなど、我が国のインターネットプロバイダー事業の健全な発展及びインターネットの利用環境の向上に多大な貢献をした
 ◇団体2件団体:2件 (団体名、功績の概要の順。敬称略、50音順) ▽公益財団法人大川情報通信基金(奥島孝康理事長)、昭和61年の財団設立以来、多年にわたり、情報通信分野において、国内外の研究者を対象とした研究助成事業、顕著な社会的貢献をした研究者等への表彰及び優れた図書への表彰を行う顕彰事業、その他の支援事業の実施を通じて、情報通信分野の振興・発展に多大な貢献をした。
 ▽和歌山県白浜町(井澗誠町長)、「ふるさとテレワーク推進事業」等の活用により、「白浜町ITビジネスオフィス」への多数のIT関連企業の誘致を推進し、進出企業との連携による地元雇用や地域交流を実現するなど、リゾート地におけるサテライトオフィス活用の先進モデルの確立に多大な貢献をした。
 「地域発デジタルコンテンツ」総務大臣奨励賞は次の通り。9件 (受賞者名、作品名の順。敬称略)
 ▽白石拓也、感動が人を動かす―市民第九合唱団の軌跡―▽多田朋長、千葉愛美、中山町「癒し、足りてる?」篇▽福仲香南、山本茉胡、夏の声▽長野県上田高等学校放送班、昆な食べ物 虫できない▽トライデントコンピュータ専門学校 CGスペシャリスト学科 TMAP、Memories(メモリーズ)▽Hidden Kyoto Products(岩崎航輔、大西冬菜)、Routine Life▽笠井美里、「MOVE」▽愛媛県立長浜高等学校、プレシャスライツ▽新垣萌子、運天綾乃、太田守哉、親富祖由香、八幡光紀(総合学園ヒューマンアカデミー那覇校)、ふらいんざすかい。
 地域発デジタルコンテンツの奨励では、総務省総合通信局等では、クリエイターの育成や作品発表の場の提供、地域からの情報発信等を目的に、デジタルコンテンツに関するコンテスト等を実施している。その中でも、特にすばらしい作品を制作し、今後の創作活動が期待される方々について、総務大臣奨励賞を授与している。
 サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞は次の通り。◇個人2件(氏名、功績の概要の順。敬称略、50音順)
 ▽寺田真敏(日立製作所Hitachi Incident Response Team チーフコーディネーションデザイナー)、ソフトウェアや装置の脆弱性を対象とした対策情報データベースJVN(JP Vendor Status Notes)の立ち上げを主導したほか、日本シーサート協議会を立ち上げ、日本シーサート協議会運営委員長としてシーサート活動の普及を推進するなど、我が国のサイバーセキュリティの向上に多大な貢献をしている。
 ▽piyokango(セキュリティリサーチャー)、インシデント発生時に公表された情報等を的確にまとめ、ブログ等において情報発信することにより、地方自治体、民間企業、各種団体等におけるサイバーセキュリティの向上に多大な貢献をしている◇団体1件 (団体名、功績の概要の順。敬称略)
 ▽SECCON実行委員会(竹迫良範実行委員長)、我が国最大のセキュリティコンテストのイベントであるSECCONを開催し、サイバーセキュリティの認知度の向上やセキュリティ人材の発掘・育成に多大な貢献をしている。
 サイバーセキュリティに関する奨励では、 地方自治体、民間企業、各種団体等の現場において、ネットワーク環境等のサイバーセキュリティ向上の観点から、特に顕著な功績があり、今後サイバーセキュリティ分野で更なる活躍が期待される個人または団体(チーム)に対し、平成29年度から総務大臣奨励賞を授与するもの。

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