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関東総通局 、「Web×IoTメイカーズチャレンジ2018―19 in茨城」

2019220日】

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参加者、関係者らが記念写真

 総務省関東総合通信局(黒瀬泰平局長)は、開発者を目指す若者を対象とした「Web×IoTメイカーズチャレンジ2018―19 in茨城」を開催した。
 主催は総務省関東総合通信局、Web×IoTメイカーズチャレンジ茨城運営委員会。協力は茨城県、笠間市、茨城大学、茨城県高度情報化推進協議会。後援はスマートIoT推進フォーラム。
 これは、IoT機器等の電波利用システムの適正利用のためのICT人材育成事業として、IoT機器・サービスの開発を行う若者等の電波利用に関するリテラシー向上を目的とした、IoTに関する理解度・習熟度向上のためのスキルアップイベント。
 電波リテラシーを含むIoTの基礎知識・技能を習得するための『ハンズオン講習会』は、1月12日(土)から13日(日)まで笠間市地域交流センターともべ(茨城県笠間市友部駅前1番10号)で開かれた。その習得技能を活用した成果発表としてチームでIoT作品のプロトタイプを創作する『ハッカソン』は、2月2日(土)から3日(日)まで茨城県立産業技術短期大学校(茨城県水戸市下大野町6342)で開かれた。
 『ハンズオン講習会』は、「CHIRIMEN for Raspberry Pi3」を使って、物理デバイス(モノ)を「JavaScript」からコントロールするAPIの操作などを学ぶ実践講習会を行った。講習会後、3週間の準備期間を経て、『ハッカソン』で実際にチームを組んで作品を作った。
 参加者は茨城県内の学生を中心に34名・8チーム。
 ハッカソンテーマは「茨城の地域課題の解決」地域課題の例。課題解決をテーマにした作品づくりを行い、チームごとに出来栄えを競った。
 2月2日は午前10時からオリエンテーション、午前10時30分から午後5時までチーム作業に入った。
 2月3日は午前10時からオリエンテーション。午前10時10分から午後2時までチーム作業を行った。
 午後2時30分から各チームに寄る成果発表を行い、審査員が各チームのテーブルを廻り作品を審査した。審査員は米倉達広氏(茨城大学工学部情報工学科教授・工学部顧問)、根本博行氏(根本IT経営コンサル代表)、舘宏明氏(茨城県政策企画部情報システム課副参事)、中庭和人氏(常陽産業研究所地域研究部部長)の4名。審査基準は▽ソフトウエア・ハードウエアの実装力▽アイデアの独創性・ユースケースの有用性▽無線の活用度。
 午後4時から審査員による審査会に入った。午後5時からは審査結果発表、懇親会を催した。
 結果発表を前に挨拶した総務省国際戦略局通信規格課専門職の岡田公孝氏は「皆さん、ほんとうにおつかれさまでした。4日間という短いようで長いプログラムでした。この事業、実は全国で9地域で行っています。そのうちのひとつがこの茨城で行われました。昨年度から始めたものでまだ2年目ですが、地域数を徐々に拡大していきたいと思っています。日本全国でこういうWebとIoTの技術者を育てていこうという取り組みです。皆さんもここでの縁をきっかけに、同じチーム同士もそうですし、集まった仲間もそうですし、いろいろ教えていただいたメンター、チューター、講師の方もそうですし、そういった方との縁を大切にして、自分のさらなるステップアップにつなげていただければと思います」と述べた。
 最優秀賞は「観光地と観光者をつなぐデバイス『Bridge』」(チームF「人数少なイズム」〈茨城高専の長谷川泰斗さん、齋藤広明さん〉)。
 最優秀賞作品の審査ポイントは次の通り。『紙のスタンプの代わりにスマホを使用したスタンプラリーのための、観光スポットに設置する端末キット。ビジネスモデルからの発想で、利用者拡大のためにダウンロードが煩わしいアプリではなく、「LINE BOT」を使用している点が斬新。その他Web GPIO/I2C APIに加え、GPS関連APIやMap関連APIなど、制作物の派手さはないものの多種多様なAPIを駆使した技術力と社会実装力、アイデア発想力などが評価され、最終的に2名と少人数ながらも最優秀賞に輝いた』。
 最優秀チームには、2019年3月に都内で開催されるスマートIoT推進フォーラム総会への招待とそこでの作品展示の機会が与えられた。

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