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パブリックビューイング NHK

【2016年08月12日】

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 NHKは4K/8K試験放送開始に伴い、リオデジャネイロオリンピックについて8Kスーパーハイビジョンのパブリックビューイングを東京と大阪の合計6ヵ所で実施している。今回、NHK放送博物館(東京都港区)愛宕山8Kシアターにおけるパブリックビューイング(開会式)の模様をレポートする。
 NHK放送博物館は、1956年に、世界最初の放送専門のミュージアムとして、"放送のふるさと"愛宕山に開館した。
 1925(大正14年)3月22日朝9時30分に東京芝浦の東京放送局仮放送所から、日本のラジオ第一声が流れた。同年7月、今度は愛宕山で本放送が始まり、愛宕山は"放送のふるさと"と呼ばれるようになった。2015年2月からリニューアル工事を行い、2016年1月に完成した。放送の歴史に関する、約2万件の資料と約7000点の図書を所蔵し、順次公開している他、各展示フロアにゾーンを設け、体験型展示も多数設置するなど、幅広い層が楽しめるように工夫を凝らしている。

 愛宕山8Kシアターは、全体のリニューアルに先駆け完成しており、200インチの大型スクリーンと22・2マルチチャンネルを装備している。これまで、紅白歌合戦のダイジェスト版をはじめ、スポーツやイベントなどの8Kスーパーハイビジョンの映像を上映してきた。今回は、8K用の映像はNHKとOBS(オリンピック放送機構)が共同制作したもので、地上波やBS1で流された映像とは異なる。8Kカメラの数は限られているため、ほとんどが引いた映像だったが、それでも高精細さを十分に堪能できた。例えば演出の一つに花火を用いたものがあったが、地上波と比べると花火の火花一つ一つまでクリアに表現され、火花が消えていく様をきめ細やかに見ることができた。さらに、音響・サウンド面では、到底家庭では味わえない立体音響を体感できた。上下左右、あらゆるところから様々な音や音楽を流れ、あたかもスタジアムにいるかのように感じた。特に日本選手団の入場シーンでは、それまでにない大歓声が沸きあがっていたが、それを余すところなく表現していた。
 観覧していたのは一般応募による人たちで、ほぼ満席だった。子どもを連れた家族も多かったが、子ども達も高精細の大画面に見入っていた。また、前述の日本選手団の入場シーンでは大声援にどよめきや拍手も起こった。

 パブリックビューイングの会場は以下の通り。
 ▽NHK放送博物館愛宕山8Kシアター(東京都港区、70席/200インチ)、
  期間は8月6日~22日(8日・15日は休館)、開・閉会式のみ事前申し込みが必要
 ▽NHKみんなの広場ふれあいホール(東京都渋谷区、235席/520インチ)
  期間は8月6日~22日、開・閉会式のみ事前申し込みが必要
 ▽NHK放送技術研究所講堂(東京都世田谷区、234席/300インチ)、
  期間は8月6日~22日(6日を除き平日のみ)、開・閉会式のみ事前申し込みが必要
 ▽丸ビル「MARUCUBE」(東京都千代田区、入場自由/85インチ3台、55インチ1台)、
  期間は8月6日~22日、事前申し込みは不要
 ▽パナソニックセンター東京(東京都江東区、入場自由/240インチ)、
  期間は8月6日~22日(15日は休館)、事前申し込み不要
 ▽グランドフロント大阪ナレッジセンター(大阪市北区、216席/350インチ)、
  期間は8月6日~14日、開・閉会式のみ事前申し込みが必要
 入場は無料で、事前申し込みはNHKホームページ(http://www.nhk.or.jp/event/)。

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