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欧州最大級の国際放送機展「IBC2016」が開幕

【2016年09月09日】

 欧州では最大規模となる国際放送機器展「IBC 2016」が9日(金)〜13日(火)まで(カンファレンスは8日〜12日まで)オランダ・アムステルダムのRAI Amsterdamで開催される。「IBC」は4月にアメリカ・ラスベガスで開催される「NAB Show」、8月に中国・北京で開催される「BIRTV」、そして11月に日本の幕張メッセ(千葉市美浜区)で行われる「InterBEE」と合わせ、世界四大国際放送機器展の一つとなる。

 IBCは、1967年にロンドンでスタートした。昨年は1678社が出展し、来場者数は5万5128人で、内訳はVisitorsが60・6%、Exhibitorsが39・4%。地域別では、欧州が70%以上を占めており、次いで北米が10・4%、アジア(日本含む)が9・8%となっている。IBCは、カンファレンスと展示会の2つに構成されており、カンファレンスは8日(木)〜12日(月)の5日間行われる。ここでは、パネリストらによるディスカッションや基調講演が行われる。今年の基調講演は、アカデミー監督賞を2回受賞している映画監督のAng Lee氏をはじめ、仏Havas Media Group/Vivendi ContentのDominique Delport氏、独Vodafone CCOのDr Manuel Cubero氏、英WPP CEOのSir Martin Sorrell氏、米Vevo 社長兼CEOのErik Huggers氏などが登場する。
 一方、展示会は9日(金)〜13日(火)の期間で行われる。ホール1から15までを使用して展示が行われ、ホール8には次世代技術が集結する「Future Zone」がある他、「Futere Reality Theatre」も設けられている。
 IBCには、毎年、日本の放送機器メーカーや放送事業者も多数出展している。NHK(8・G20)は前述の「Future Zone」に出展、主にNHK放送技術研究所で開発した技術などを展示する。パナソニック(11・C45)は、Media over IP(MoIP)solutionをテーマに各種機器を出展する。主な展示製品は、4Kスタジオカメラ「AK―HC5000」および「AK―UC3000」、メモリーカードカメラレコーダー「AG―UX180/90」および「AG―DVX200」、シネマカメラ「VariCam LT」、エントリークラスの小型カメラ「AG―AC30」、システムカメラ「AW―UE70/HEA10」など。
 朋栄(2・A51)は、「FOR―A World ofPossibilities(無限の可能性に向けて)」をテーマに、12G―SDIやIP対応製品などを展示する。主な展示製品は、高速度カメラ「FT―ONE―LS」(参考展示)、ビデオスイッチャ「HVS―490」(参考展示・初公開)、ルーティングスイッチャ「MFR―4000」(参考展示)マルチビューワ、「MV―4220」(参考展示)、アドバンスド3Dクロマキーヤ「ACK―3000」、フレームシンクロナイザ・カラーコレクタ「FA―9600」(参考展示)、4Kアップ/ダウン/クロスコンバータ「USF―1044UDC」、テストシグナルジェネレータ「ESG―4000」(朋栄YEMエレテックス)、IP伝送装置、「MXR―200IP」、LTOマルチコーデックアーカイブレコーダ「LTR―200HS7」、LTOサーバ「LTS―70 + LTS―MAM」等。
 池上通信機(12・A31)は、新製品の2/3型 4KCMOS 3板式システムカメラ「UHK―430」や31型4K UHD LCDカラーモニタ「HQLM―3120W」の他、8Kスーパーハイビジョンカメラ「SHK―810」、超高感度3CMOS HDTVカメラ「HDL―4500」などを展示する。JVCケンウッド(12・F31)は、新製品のHDリモートカメラ「KY―PZ100BE/WE」および「RM―LP100E」の他、4Kカメラモジュール「GW―MD100」を参考出品する。
 ソニー(13・A10)は、新製品の4K・8倍速スローモーション映像を実現するライブカメラシステム「HDC―4800」を中心に展示を行う。

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