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ケーブルテレビ大賞 番組アワード 贈呈式 日本ケーブルテレビ連盟

【2016年09月28日】

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      ▲ 吉崎正弘理事長
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    ▲ 4K部門の受賞者と審査員

一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟(東京都中央区、吉崎正弘理事長)が主催する「第42 回日本ケーブルテレビ大賞番組アワード」の贈賞式が15 日、iTS COM STUDIO&HALL 二子玉川ライズ(東京・世田谷区)で開催された。グランプリ総務大臣賞には、エルシーブイ(長野県諏訪市)が制作した「満州 富士見分村〜戦後70 年の証言〜」が選ばれた。また今年から新設された4K 部門の4K大賞には、テレビ松本ケーブルビジョン(長野県松本市)が制作した「ミツメル松本」が選ばれた。

 一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟(東京都中央区、吉崎正弘理事長)が主催する「第42回日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード」の贈賞式が15日、iTS COM STUDIO&HALL二子玉川ライズ(東京・世田谷区)で開催された。グランプリ総務大臣賞には、エルシーブイ(長野県諏訪市)が制作した「満州 富士見分村〜戦後70年の証言〜」が選ばれた。今回から新設された4K部門の大賞には、テレビ松本ケーブルビジョン(長野県松本市)が制作した「ミツメル松本」が選ばれた。
 「日本ケーブルテレビ大賞番組アワード」は、全国のケーブルテレビ局が独自に制作する「ふるさと発」の優れた番組を顕彰し、地域住民のための映像情報文化のさらなる発展を目指すことを目的に、1975年に始まった。42回目の今年は、映像作品として優れた番組を審査する「コンペティション部門」、地域密着のケーブルテレビならではの制作に取り組んでいる番組を審査する「コミュニティ部門」の2部門のほか、昨年12月に開局した「ケーブル4K」にちなみ、4K制作の推進を図るべく「4K部門」が新設された。応募作品数は、コンペティション部門61本、コミュニティ部門110本、4K部門16本、合計187本に上り、6月から7月に予備審査・評価、8月3日に本審査・評価会が行われ、最終ノミネート24本の作品が選定された。
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 贈賞式では冒頭、吉崎理事長が壇上に立ち「昨今、テレビを巡る話題として注目すべきことは4Kテレビの普及だ。2020年の東京五輪の時には半数以上の家庭で4Kテレビが普及しているのではないかという見方もある。それをふまえ今年は4K部門を新設した。よりきれいで、インパクトある映像をケーブルテレビ業界も制作することが求められていくと考えている。また現在は通信を使い全国、あるいは世界へコンテンツを配信することも可能になった。今回の受賞作を自社エリアのお客様に見てもらおうという局の方には積極的に手をあげていただきたい」とあいさつした。
 グランプリ総務大臣賞に選ばれたエルシーブイ制作の「満州 富士見分村〜戦後70年の証言〜」は、太平洋戦争の最中、旧満州(現中国東北部)に全国最多の入植者を送り出した富士見村(現富士見町)にスポットを当て、満蒙開拓団経験者らの証言や資料映像によって移民計画の背景、現地の暮らし、敗戦後の状況、帰国後の生活などを克明に追った60分のドキュメンタリー。番組をほぼ1人で手がけたというエルシーブイの早出伸哉氏は「私が戦争に向き合えるか不安でしたが、関係者や地域の皆様のご協力を得て、番組にすることができました。取材では12人の方々にお話をお聞きすることができましたが、すでにお二人が亡くなっています。戦争の悲惨さを忘れてはいけないという、皆様の思いを託されたと感じております。エリア内だけでなく、ぜひ多くの方々にも観ていただきたいです」と作品に込めた思いを語った。
 4K部門大賞作品「ミツメル松本」は、城下町松本の冬の風景と地域の伝統文化、食、産業、芸術に携わる人々の日常を4Kの美麗な映像で切り取り、地域の魅力を見つめ直す25分の紀行番組。制作したテレビ松本ケーブルビジョンの百瀬哲郎氏は「4Kは3年前から取り組んできました。その積み重ねが評価されたのかなと思います。今後も新しいテクノロジーに挑戦していきたい」と喜びを語っていた。
 なお、今回の受賞作品で許諾が得られた作品は、AJC―CMS(ケーブルテレビ事業者によるコンテンツ流通システム)で全国のケーブルテレビで放送できるよう配信するほか、動画配信サイト「じもテレ」に近日掲載し、視聴できるようになる予定だという。
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 第42回日本ケーブルテレビ大賞番組アワードの受賞作品。
 ▽グランプリ総務大臣賞
 「満州 富士見分村〜戦後70年の証言〜」エルシーブイ/信越(長野県)
 ▽準グランプリ
「ええやん !!あかし」明石ケーブルテレビ/近畿(兵庫県)
 【コンペティション部門】
 ▽優秀賞
 「コトマチ〜子どもが育む、地域の未来〜」新川地域介護保険・ケーブルテレビ事業組合/北陸(富山県)
 「ありがとう 三浦屋」ケーブルテレビ品川/東京(東京都)
 ▽審査員特別賞
 「住民パワーでふるさと創り 下郷沢活性化組合」上田ケーブルビジョン/信越(長野県)
 ▽奨励賞
 「市制施行45周年記念映像『物語の生まれるまち我孫子』」J:COM東関東/南関東(千葉県)
 「『泉秀樹の歴史を歩く』〜江川太郎左衛門の反射炉とパン〜」J:COM湘南/南関東(神奈川県)
 「横浜ミストリーよみがえれ!大師海苔〜川崎から生まれた最高級の海苔〜」YOUテレビ/南関東(神奈川県)
 「平成28年国府宮はだか祭」稲沢シーエーティーヴィ/東海(愛知県)
「8月7日の語り部〜記憶の継承者たち〜」中部ケーブルネットワーク/東海(愛知県)
 【コミュニティ部門】
 ▽優秀賞
 「デイリーニュース【防災企画】東日本大震災から5年〜いま、私たちに必要な防災・減災とは?〜」J:COM東葛・葛飾/南関東(千葉県)
 「なないろゆでたまご」BAN―BANネットワークス/近畿(兵庫県)
 ▽審査員特別賞
 「お買い物情報」九州テレ・コミュニケーションズ/九州(長崎県)
 ▽奨励賞
 「地域ドキュメンタリー『言葉をひろう』〜株式会社よこい〜」J:COM北関東/北関東(埼玉県)
 「第7回中学生『東京駅伝』大会」J:COM調布/東京(東京都) 
 「放送セミナー戦後70年〈戦時下の鈴鹿市戦争の記録と記憶〉〈戦後の鈴鹿市軍都から緑の工都へ〉」ケーブルネット鈴鹿/東海(三重県)
 「速報!ジャスタイム石見」石見ケーブルビジョン/中国(島根県)
 「佐伯なぜ旅漫遊記/蒲江編」ケーブルテレビ佐伯/九州(大分県)
 「運だもしたんパラダイス」BTV/九州(宮崎県)
 【4K部門】
 ▽4K大賞
 「ミツメル松本」テレビ松本ケーブルビジョン/信越(長野県)
 ▽4K映像表現賞
 「長崎クルーズ客船奮闘記」長崎ケーブルメディア/九州(長崎県)
 「絶版バイク〜甦れ!日本の名車〜スズキGSX1100Sカタナ」ヒストリーチャンネル/サプライヤー
 ▽4K技術賞
 「雪と暮らす〜そして、春を待つ。〜」秋田ケーブルテレビ/東北(秋田県)
 「賞水のふるさとに生きる〜富山の四季〜」ケーブルテレビ富山/北陸(富山県)

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