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平成29年新年賀詞交歓会に300人が出席 近畿地区ケーブルテレビ2団体

【2017年01月16日】

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▲ 西森英樹支部長
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▲ 日本ケーブルテレビ連盟の吉崎弘理事長
の乾杯の発声で懇親会へ移った

 【大阪】近畿地区ケーブルテレビ2団体(日本ケーブルテレビ連盟近畿支部と日本CATV技術協会近畿支部)共催の『平成29年新年賀詞交歓会』が10日、大阪市北区のホテルで、来賓をはじめ本部役員や会員企業など約300人が出席して行われた。
 冒頭、主催者を代表して日本ケーブルテレビ連盟近畿支部の西森英樹支部長(ジェイコムウエスト代表取締役社長)は、「2017年はケーブルテレビ業界にとり、〝次なる成長ステージへ羽ばたく準備の年″と位置づけ、様々なことに取り組む所存です。近畿支部2団体は、今後さらにチームワークを強化し、近畿2府4県640万接続世帯を中心に魅力あるサービスの提供に努めたいと考えます。具体的には、実用放送までに2年を切った4K/8K放送の対応について、我々の持つ設備の伝送能力の向上を図り、同時にSTBの開発やインターネットの高速化へのニーズにも応えたいと考えます。さらに地域自治体などと連携し、地域に根差したコミチャンを充実させ、防災、公衆Wi―fi、介護などに前向きに取り組む方針です。業界の更なる発展のためには、これからは新しい技術を積極的に活用し、地域に密着した魅力あるサービスを提供することが必要になります。業界プラットホームを活用し、効率的な体質改善とスピードアップを図り、次世代を担う若いリーダーとなる人材育成にも全力で取り組む方針です」と述べた。
 また、日本CATV技術協会本部役員の山口正裕理事長は、「今年は〝チャンスをとる年″にしたいと考えます。今後も連盟や事業者との両輪となり、技術的な面をバックアップします。ケーブルラボや技術協会の基準を順守し、伝送方式や快適な受信環境を作ることが重要で、今年は4K8Kを我々のビジネスにするべく、準備を整え、しっかりと役割を担っていきたいと思います」とあいさつした。
 また来賓を代表して、総務省近畿総合通信局の関啓一郎局長、日本放送協会大阪放送局の吉田健副局長、関西広域民間放送事業者を代表して朝日放送の山本晋也常務取締役がそれぞれ祝辞を述べ、その後日本ケーブルテレビ連盟の吉崎正弘理事長の乾杯の発声で懇親会へ移った。
 来賓あいさつは次の通り(要約)。
 ▽総務省近畿総合通信局の関啓一郎局長=近畿でのケーブルテレビの普及率は69・3%(全国は52・3%)と高い。しかし大阪と兵庫以外は依然低いため、これから頑張っていただきたいと思います。またケーブル4Kの番組配信は、地域振興に貢献しており、これからも地域情報を全国に発信していただきたい。同時送信については、新しいことを脅威に感じず、前向きに考え、ケーブルテレビや地上波も一緒に取り組んで頂きたいと思っています。同時送信は世界的な流れでもあり、協力して一緒にプラットフォームをつくることが大事です。これからは伝送路全体を考えて、新しいことに挑戦していただきたい。
 ▽日本放送協会大阪放送局の吉田健副局長=今年も関西の様々なニュースや魅力を全国や世界に発信します。さらに防災減災への取組みを強化し、地域の安心安全を届けたいと考えます。大阪放送局では放送のバックアップ機能を担うため、首都直下型地震を想定し、昨秋(平日午後2時のニュース)から大阪局から放送しています。また4K8Kの普及に向け、各業界と協力を密にし、機材の開発や人材育成に取り組みたいと思います。NHKは公共放送から公共メディアへの移行にあたり、今後はインターネットも積極的に活用し、より多くの方に多様な伝送路を遣い、公共性の高い番組を届けたいと考えます。昨年の7月末には受信契約数が全国で4000万件を、11月末には衛星契約数が2000万件を突破しました。今後もご理解を頂き、ご協力をお願います。
 ▽朝日放送の山本晋也常務取締役=すべてのテレビ番組をパソコンやスマートフォンで同時に見られるようにする「ネット同時配信」に向けた課題を話し合う総務省の有識者会議が昨秋から始まりました。現在の状況では、地上波で4K8Kは送出できませんし、同時配信についても様々な問題と課題があります。民放の立場としては、一つ一つ課題をクリアしていくことが大切だと感じています。ただ魅力ある良質のコンテンツを作ることが一番大事なことであり、各民放局の共通の認識だと自負します。今後も取組みを強化し、共に発展できるよう考えます。
 関西地区ケーブルテレビの最新機器展示会「ケーブルテレビ テクノフェア 2017」(ケーブルテレビ連盟近畿支部技術部会/ケーブルテレビ テクノフェア 2017開催実行委員会主催)が2月17日、大阪市中央区大手町の大阪マーチャンダイズ・マート(OMM)で開催する。出展企業は37社で、ケーブルテレビの最新技術と機器などを紹介する。また2社によるワークショップと13セミナーを予定しており、会期中は約1400人の来場者を見込む。入場は無料。

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