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「平成29年新年賀詞交換会」開催 JPPA

【2017年01月20日】

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▲ 広岡淳利会長
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▲ 経産省の平井淳生氏
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▲ 賛助会員加入20年で表彰された
若林音響の若林氏(左)

 一般社団法人日本ポストプロダクション協会(JPPA)は13日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで「平成29年賀詞交換会」を開催した。会場には同協会の会員社や関係者など約300名が参加。開会を前に会長の広岡淳利氏が挨拶を行い、続いて来賓を代表して、経済産業省の商務情報政策局 文化情報関連産業課 課長の平井淳生氏が挨拶した。その後、昨年行った同協会の総会後に加入した正会員5社と賛助会員1校を紹介した。さらに賛助会員として加入して20年となった若林音響とトライテックへの感謝状贈呈式となったが、トライテックは欠席のため、代表して若林音響の若林豪之氏に感謝状を贈呈した。若林氏は受賞の挨拶に続き、乾杯の発声を行い、会場はそのまま歓談の場となった。
 「平成29年賀詞交換会」の開会を前にJPPAの広岡淳利会長は次のように述べた。
 「皆様あけましておめでとうございます。昨年を振り返りますと、一番衝撃的だったのが、新年度に入ってすぐに熊本地震が起こりました。熊本県の会員社であるジェイ・ムーブの松崎社長は、地震後に九州支部の会議で挨拶されたのですが、それを読み上げさせて頂きます。『まさかの大地震でしたが、皆様からのお見舞い、励ましのお言葉の数々、ありがとうございました。機材も被害を受けましたが、壊れたモニターを修理に出した時のソニーの対応が素晴らしく、やはり日本はすごいなと思いました。被災地域の復興はこれからですが、早い復帰に向けて頑張っています』。九州支部は皆さんご存知の通り、JPPAの三大事業である九州放送機器展を運営しておりますが、やはり常日頃からの相互のお付き合いが、最終的には人と人との結びつきにつながるのではないでしょうか。また、復興・復旧につきましては、多数のメーカー様、ご販社様にご尽力いただき、この場を借りて御礼申し上げます。
 私は昨年の賀詞交歓会で2つの目標を挙げました。1つは支部間の情報共有の強化で、2つめは協会と学校のさらなる関係の構築です。この2つを重点的に取り組むテーマとしましたが、2つめはまだまだの段階でございます。JPPAでは、映像音響処理技術者資格認定制度やJPPAアワード、若手・中堅社員の意識調査、意見交換会など、人材育成に関する様々な事業を行っておりますが、2017年度はこれらの活動をさらに充実させていきたいと思っております。少子化問題に加え、映像編集を志望する若者が少なくなっている中、我々ポストプロダクションという業界にどんな魅力があるのか。単なる技術集団ということでなく、作り手側の要望を取り入れながら、いかに良質なコンテンツを仕上げていくのが我々の使命だと思っています。そのためには、産業自体が夢を持っていないといけません。バジェットや働き方など問題は山積していますが、ポストプロダクションがより魅力ある業界になっていく必要があると思います。夢を持つ、夢を抱かせることが、今年の最重要課題だと考えています。1社1社、一人一人が夢をもてる業界になるよう努力していきましょう。今年は酉年です。各会員社の1社1社が、社員一人一人が大きく羽ばたけるよう祈念しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました」。
 続いて来賓を代表して、経済産業省の平井淳生氏が挨拶。「今年は酉年ですが、24年前の平成5年は日本ポストプロダクション協会が一般社団法人としてスタートを切られた記念すべき年だったと思います。この間の技術革新はすさまじいものがあります。映像はアナログからデジタルへ置き換わり、放送についても地上波がアナログからデジタルに置き換わりました。JPPAの皆様は、このような変革をしっかりと支えてきたのではないかと思います。4K・8Kの実用化放送も近づいており、今年はそのための布石の年、飛躍の年だと考えております。
 一方、会員企業の皆様の現場は良いことだけではないと思います。アナログからデジタルへの変化の際も非常に大変だったと思いますが、今後の4K・8K時代では、編集、テロップ、CG、様々なシーンにおいて技術革新が求められます。そうはいいましても、現在、日本では働き方が推進されています。4K・8K化に伴い指数関数的に増大するデータを、いかに効率良く処理するか、まさに正念場の年でもあろうかと思います。避けて通ることはできない道であり、是非、技術改革と同時に働き方改革にも果敢に取り組む、そのような年にしていただきたいと思っております。経済産業省としても、すばらしいコンテンツを国内だけでなく海外にも届けられるように、PR・プロモーションなど様々な面で支援していきます」と述べた。
 最後に中締めとして、JPPA副会長の松島洋之氏が挨拶し、交換会を終えた。

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