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A-CAS対応自主放送運用仕様の策定進める 日本ケーブルラボ

【2017年01月23日】

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(右から)藤本理事長、松本専務理事、竹垣顧問

 一般社団法人日本ケーブルラボの記者説明会が開かれ、藤本勇治理事長、松本修一専務理事、竹垣正朗顧問らが出席し、4K/8K関連運用仕様の策定状況について報告があった。
 松本専務は、4K/8K関連運用仕様における現在の取り組み状況について、「現在、『A―CAS対応自主放送(サイマルクリプト・サイマルキャスト)』をケーブル自主放送でも採用することとなり、それに対応するA―CAS対応自主放送運用仕様を策定中だ」と説明。さらに、「再放送で採用した『高度BS再放送運用仕様(単一QAM方式・複数QAM方式)』は、1・0版を策定し、現在、ARIB(一般社団法人電波産業会)の規格化を待って改定予定だ」と述べた。さらに、『IP再放送運用仕様(2K地デジBS、高度BS)』は、検討を開始する予定とし、「ラボのミッションである運用仕様関係の策定に向け、連盟と一体となって努めていきたい」と進行状況と今後の取り組みを説明した。
 松本専務理事の説明と資料によると、A―CAS対応自主放送運用仕様の策定スケジュールは、現在、4Kのタスクグループが運用仕様の正式版の作成を進めているところで、2月一杯で出来上がる見込み。これをまち、ラボの技術委員会で議論を進めていくとした。また、8K対応については、現在「TR―039 1・1版」の8K対応案ができたところで、今後、「TR―039 1・2版」を確認して改定作業に取り組む予定で進んでいるとした。
 A―CAS対応自主放送運用仕様の全体概要については、単独/サイマルキャストが、A―CASで運用する自主放送運用仕様を新たに策定し、符号化の高効率化(H・264またはHEVC)と映像・音声のリッチ化(HDR映像・22・2ch音声)などの運用をまとめる。また、C―CAS/A―CAS並行運用(サイマルクリプト)では、現行仕様(SPEC―003、017)の改定を行うとしている。
 高度BS再放送運用仕様の改定スケジュールについては、9月の運営委員会で承認されたSPEC―033(単一QAM変調方式)、SPEC―034(複数QAM変調方式)の各運用仕様には主にソフトウェアのバージョンアップによる対応が必要な16の未確定事項が存在し、参照先である「ARIB TR―B39」の改定に伴い、順次運用仕様の見直しを実施していく。また、運用仕様については、単一QAM変調方式と複数QAM変調方式を個別に作成し、各仕様の章構成は同じ構成で作成していくとした。

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