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日テレに107号移動中継車納車 池上通信機

【2017年02月01日】

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 池上通信機は1月26日、日本テレビ放送網へ107号移動中継車=写真=を納車したと発表した。今回納車した107号移動中継車は、マラソンや駅伝などロードレースの中継を目的に製作された中継車。日本テレビは中継車の製作にあたり、沿道の観客とランナーの安全面を考慮し、小型化と機能性の両立を強く望んでいた。この要望に対し、これまで池上通信機が積み重ねてきたノウハウを活かした提案が高く評価され、今回の採用に至った。本中継車は、各種マラソン・駅伝の中継で順調に稼働している。
 システムの核となるスイッチャは、コンパクトスイッチャ「CSS―400」を採用。1Uサイズのコンパクトな本体で18入力×9出力に対応し、2M/Eの番組制作が可能。18分割のマルチビューワ機能も内蔵し、1台のモニタで複数素材のモニタリングが可能。スペースが限られたシステム構築に最適なコンパクトスイッチャ。ルータは「MuPS―4000シリーズ」の45入力×36出力タイプを搭載し、様々な制作用途に対応する規模を備えている。
 車輌後部のカメラは、レースの様子を俯瞰的に捉える上部カメラとランナーの目線に近い高さの下部カメラの2式が設置され、走行中の振動に影響されないよう防振装置に搭載されている。下部カメラは防振装置が昇降する機構を採用し、低い位置からの迫力あるアングルに加え上部カメラに近いアングルからの撮影に対応。緊急時には上部カメラとしての運用も可能。また、長時間にわたる中継に備え、電源設備は発動発電機に加えてNMG発電機とUPSを搭載し、万全の体制を整えている。NMG発電機とは中継の際、停車時のエンジン駆動により発電する発電機のこと。車輌は、全長6590ミリメートル×全幅2300ミリメートル×全高3690ミリメートル。

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