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SXSWに世界初「8K:VRライド」出展 NEP・MTなど4社

【2017年03月10日】

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「8K:VRライド」

 NHKエンタープライズ(NEP)、NHKメディアテクノロジー(MT)、レコチョクの研究・開発機関であるレコチョク・ラボ(RCL)、WONDER VISION TECHNO LABORATORY(WVTL、東京都中央区)は、世界最大のクリエイティブビジネスの見本市「SXSW 2017(サウス・バイ・サウスウエスト2017)」(米テキサス州オースティン)に共同出展すると発表した。
 2017年3月12日(日)、15日(水)の4日間、オースティン・コンベンション・センターで開催される、先端技術・サービスのショーケース「トレードショー」に、“8K+ドーム型ワイドスクリーン+モーションライド+5・1ch”による、世界初の「8K:VRライド」を展開する。このコンテンツは東京をテーマに過去から現在、 2020年に向かう様子を時空移動しながら、8Kによる実写とCGを組み合わせた映像。その映像を日本を代表するバンド、サザンオールスターズの楽曲「東京VICTORY」が盛り上げ、ドーム型ワイドスクリーンとモーションライドで体感し、ヘッドマウントディスプレイを使わずに“TOKYOバーチャル体験”を実現する。
 「8K:VR」は、NEPとMTが共同開発したコンセプト。両社はNHKが開発した「8K スーパーハイビジョン」に3D映像技術を組み合わせ、「8K+3D+22・2ch」による、世界初の8K:VR作品を共同制作。リアルな3D映像、迫力の360度音響、レーザー照明演出を融合し、斬新なエンターテイメント体験を制作。同作品は、2016年3月、SXSW 2016に「8K:VRシアター」というコンセプトで出展され、“ヘッドマウントディスプレイを使わないⅤR体験”として注目を集めた。
 今回、「8K:VR」の進化版として、新たなコンセプト「8K:VRライド」を企画した。これは、「8K+ドーム型ワイドスクリーン+モーションライド+5・1ch」により、「8K:VRシアター」と同じく、ヘッドマウントディスプレイを使わずにVR体験を実現するもの。この構想に、追体験が可能な本格的ライブVRコンテンツの撮影・制作、VR次世代技術を駆使した立体的な360度映像制作などVRコンテンツの研究開発を行なっているRCLも、新しい音楽体験コンテンツとして関心を持ち、プロジェクトに参加。「8K:VR ライド」の基盤となる映像システム・Sphere 5.2を開発するWVTLとの4社でコンテンツを共同開発した。WVTLが開発したSphere 5.2は、幅5・2㍍、高さ3・4㍍、奥行き2・6㍍のドーム型ワイドスクリーンに、4Kまたは8Kの映像をプロジェクション投射できる映像システム。このシステムに8K対応プロジェクターと、電動6軸モーションベースを組み合わせ、世界初の8K映像によるモーションライドを実現した。
 「8K:VRライド」のコンテンツ企画にあたって、身体性を伴った体験演出、そして、2020年に向けた国際的な話題性の高さから「TOKYO バーチャル体験」という発想とともに、そのシンボルとして、東京オリンピック開催決定をきっかけに、過去から現在、そして未来へと移りゆく東京の姿に思いを馳せた楽曲であるサザンオールスターズの「東京VICTORY」を起用するというアイディアが浮上。サザンオールスターズサイドに打診したところ、楽曲使用について快諾を得ることができた。この楽曲に乗って、過去から現在、2020年の東京を時空移動しながら、8Kによる実写とCGを組み合わせた映像をドーム型ワイドスクリーンとモーションライドで体感するというVR体験を目指している。

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