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田中社長「シナジー効果に期待」 WOWOW 3月定例会見

【2017年03月15日】

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田中社長

 WOWOWは9日、3月定例会見を東京・赤坂の本社で行った。会見では、同社が2月24日に発表した、アクトビラとIMAGICAティーヴィ(IMAGICA TV)を子会社化することについての説明があった。
 WOWOWは、3月31日付けの予定でアクトビラを、4月3日付けの予定でIMAGICA TVの株式を取得し、WOWOWグループの子会社とする。田中晃社長は「アクトビラが持つ大きな強みは、国内主要テレビメーカーとの良好な関係、そして長年培われてきたIPベースの映像配信サービスの運営ノウハウ・設備とそれを裏打ちする高い技術力だと捉えている。今回の子会社化を通じ、同社がこれまで育ててきたこれらの基盤に、当社の有料放送事業者としてのノウハウを融合し、新たな映像配信サービス事業を立ち上げる」と説明、さらに「テレビ向け4K配信、さらにはHDR、ハイレゾなど、より高度なスペックのコンテンツをテレビで楽しめるサービスの開発についてもアクトビラの技術力を活かしていく。こうした取組みを通じて『放送と通信の融合』『放送及び映像の高度化』など、目前に迫りつつある『未来のテレビ』に向けた布石を打っていきたいと考えている」とWOWOWが描くテレビサービスの将来像を述べた。
 一方、IMAGICA TVについては「当社の主幹事業である有料放送事業でのシナジー効果を出すことが大きな狙い。スカパー!やケーブルテレビのベーシックパックを中心に『イマジカBS』は500万世帯、『歌謡ポップスチャンネル』は600万世帯の視聴者を有しており、これら2つのチャンネルが新たに加わることで、グループ全体の顧客基盤を拡大し、放送事業を中心とした当社のプレミアム・メディアのさらなる成長戦略を推進する。さらに、映画や海外ドラマなどWOWOWでもメインとなる視聴ジャンルに特化した強みを持つ『イマジカBS』、WOWOWの既存ジャンルにはない魅力をもつ『歌謡・ポップスチャンネル』と共に、良質なコンテンツの制作力・プロデュース力の強化に取り組み、お互いのクオリティを磨き上げることで、メディアとしてのチャンネル価値・ブランド価値をグループ全体で高めていきたい」と子会社化の狙いを述べた。会見の最後に田中社長は「今回の取組みを通じ、WOWOWが2020年に向けて掲げる『総合エンターテインメント・メディア企業』としての変革をより一層加速していく。同時に、新たにWOWOWグループに参加いただく2社が、これまで培ってきた貴重な経験や優れた技術、顧客基盤などを最大限に尊重しながら、グループとして、1プラス1以上の大きなシナジーを出すべく、より一層経営努力に励んでいく所存」とした。

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