放送コンテンツ

【ケーブル技術ショー2020のみどころ】③マウスコンピューター

2020630日】

写真 1
宮本壮人氏

写真 2
「MousePro Wシリーズ」

写真 3
「MousePro Sシリーズ」

株式会社マウスコンピューターは、「ケーブル技術ショー2020オンライン展示会」(2020年7月1日~8月31日)に出展する。
 今では数少なくなった“日本のPCメーカー”として、高い人気を有するマウスコンピューター。積極的なCM展開などでコンシューマー向けのイメージが強い同社だが、実はビジネス向けでも年々存在感を高めている。導入先も大手企業から中小企業・SOHO、製造業からサービス業、文教関連まで幅広く使用されている。同様に放送や映像分野にも開拓を行い2017年初めてケーブル技術ショーに出展した。2018年はスケジュールの都合で出展できなかったが、2019年には再び出展している。
 最初はやはり同社のイメージから、放送・映像向けにも取り組んでいることに驚かれることも少なくなかったという。しかし、ケーブル技術ショーはオープンな展示会ではあるが、“その道のプロ”の多くが来場する展示会であり、同社の取り組みに興味を持つ来場者が増えてきた。さらに、ケーブル技術ショーだけでなく、日本各地で開催される映像機器展示会などにも積極的に出展してきたことも奏功し、放送・映像業界での認知度が高まってきていることに手ごたえを感じている。
 マウスコンピューターでは、主に映像制作・編集用ワークステーション(WS)で展開している。同社の強みは、豊富なカスタマイズメニューと日本メーカーとして国内生産および国内サポートの体制だ。映像制作・編集用WSは海外メーカーのものが多かったが、ユーザーからすると、日本メーカーでかつ国内の自社工場(長野県飯山市)で生産していることは安心感がある。さらに、マウスコンピューターでは、サポートセンターも自社運営しており、24時間365日対応を実現している。万が一の故障の際にも修理品の入庫から約72時間以内で修理し出庫する体制を整えている。製品保証も標準で1年無償サポートに加え、オプションで3年間の延長保証もでき、一部製品は最大5年間の延長保証を実施している。

 今回のケーブル技術ショーでは「映像編集」をコンセプトに出展するが、メインは「MousePro Wシリーズ」。同シリーズはインテル Xeonを最大2基搭載でき、3DCAD/CG・VR編集・ノンリニア編集に最適なタワータイプWS。全モデルでBTOに対応、CPU・メモリ・ドライブなど多彩なカスタマイズが可能。映像編集に重要なグラフィックスには、GeForce(GTX 1650 SUPER/RTX 2060 SUPER)とQuadro(P620/RTX 4000/RTX 5000/RTX 8000)を用意。民生用のグラフィックスカードであるGeForceは、汎用性が高くコストパフォーマンスに優れている。一方、プロフェッショナル向けグラフィックスカードのQuadroは、演算結果の正確性や長時間ロードでも変わらないパフォーマンスの安定性と言った特徴があり、エンタープライズ用途に適している。また、特にQuadro RTXシリーズを搭載したモデルは、大容量のビデオメモリを搭載しており、リアルタイムレイトレーシングや没入感の高い高解像度VRなどの次世代ビジュアリゼーションコンテンツの作成に威力を発揮する。
 OSにはマルチプロセッサーやメニーコア環境向けに提供されている Windows 10 Pro for Workstationsを採用。WSに最適なOSで、Windows 10 Proでは搭載されていないファイルシステム「ReFS」などの機能が追加されている。また、メモリは高速な PC4―2340(DDR4―2933)メモリを最大128GB搭載可能。メモリ容量や速度が作業効率に影響するCGレンダリングや動画編集に適している。PCは内部の電磁気的な影響、もしくは宇宙線など環境要因でメモリのビットが反転することがあるが、ECC(誤り訂正機能)が計算結果の正確性を担保し、システムクラッシュを回避。さらに、ECC Registered対応のため、大容量のメモリを扱う際にシステム全体の安定性を高める。
 マザーボードとケースには、信頼性に優れた Supermicro社製を採用し、豊富な拡張スロットを備え、要望に合わせて様々な拡張カードや高速ストレージを増設可能。ケースも高い拡張性を持ちながら標準で2基のケースファンを搭載し、最適なエアフローを実現。M.2 SSD×1、3.5インチ×4、2.5インチ×4(最大9台)を搭載可能で、CPUファンも排気を考慮したデザインになっている。
 この他、スリムタイプデスクトップPC「MousePro Sシリーズ」も紹介する。Sシリーズは、省スペースとカスタマイズ性を両立しており、全モデルでBTOに対応、CPU・メモリ・ドライブなど多様なカスタマイズが可能。このうち、「MousePro―S201XG6L―MHD2」は、OSにWindows 10 Pro 64ビットを採用、CPUはインテル Core i7-9700プロセッサー、グラフィックスはGeForce GTX 1650 (Lowprofile)を搭載している。

 今回の出展について、マウスコンピューター マーケティング本部 販売促進部の宮本壮人氏は「コンセプトである“映像編集”をアピールしたいと考えています。また、これまで映像編集は専用機を用いるケースが多かったですが、コンピューティング性能の向上により、PC/WSでも高付加な処理を問題なく行えるようになっています。コストパフォーマンスの高さも強調したいと思っています。
 さらに、Blackmagic Design社のDaVinci Resolveをはじめとする主要な編集ソフトについてもすべて動作検証しており、いずれも高いパフォーマンスを発揮しています。
 今回はPC/WS以外も含めて合計8機種を出展します。オリンピックは来年に延期となりましたが、今後、映像編集の重要性はますます高まっていくと考えています。オンラインでの開催となりましたが、映像業界へ弊社の技術や製品を普及するチャンスと思っておりますので、ぜひ、ご覧いただきお問合せください」と語る。

放送コンテンツ一覧へ  トップページへ