デジタル家電

2016年冬春モデルの新製品発表会を開催 富士通コネクテッドテクノロジーズ

【2016年11月02日】

写真
▲ 富士通コネクテッドテクノロジーズ
  の髙田社長
写真
    ▲ オンキヨーの中野副社長

 富士通コネクテッドテクノロジーズは10月25日、東京都港区の本社事務所で新モデル発表会を開いた。
 発表会では、12月上旬から順次発売される2016年冬春モデルの新製品「arrows(アローズ)NX F―01J」「らくらくホン」「らくらくスマートフォン4」「キッズケータイ」「ARROWS M357」の新モデル5機種を紹介。富士通のスマートフォンブランド「アローズ」では堅牢設計による高耐久なハイスペック機と法人向けSIMフリー機を販売。また、シニア向けのらくらくシリーズでは、迷惑電話対策機能などの安全性やユーザーに提供しているSNS「らくらくコミュニティ」のコンテンツを強化するとした。
 冒頭、富士通コネクテッドテクノロジーズの髙田克美社長がプレゼンを行い、今年2月に富士通から携帯電話事業を分社化した同社の方針について説明。「目指すビジョンは『ものをつなぐ技術』。携帯事業で培ってきた技術をコアに、端末だけでなくサービスを含めた展開をしていく」との方針を明確に示した。
 髙田社長は、スマートフォン市場の現状について「成熟期を迎えた」と指摘。これまでの携帯・スマートフォン・タブレット等の端末中心の事業から、事業を幅広く転換する必要があるとし「たんにスペックの追求だけでなく、サービスやソリューション、スマートフォン技術の応用・展開、様々な異業種との製品展開など、ビジネスチャンスを広げていきたい」と展望を述べた。
 具体的には、ワイヤレスの技術やセンシング、生体認証に代表されるセキュリティ、様々なキーデバイスなどの同社の技術を生かして、翻訳やカラオケといった特殊専用端末や、ロボット、デジタルオーディオスマートフォンなどの商品展開に意欲を示した。さらに、サービス事業にも意欲を示し、「最も注目しているのがサービス分野。ドコモ様に提供している『らくらくコミュニティ』には、すでに80万人以上の方にご登録いただいている。今年度中に目標の1000万人に到達する見込みで、さらにコンテンツを充実させ進化させていきたい。サービス展開においては自社単独ではなく様々な企業とのコラボもある。ほかで展開されているサービスコンテンツとの連携も視野に、より質の高いSNSへと進化させていきたい」と力を込めた。
 新製品紹介では、執行役員の林田健氏から「arrowsNX F―01J」「らくらくホン F―02J」「ARROWS M357」の3機種を中心に説明があった。
 「arrowsNX F―01J」は堅牢・耐久性にさらにこだわったハイスペックモデル。独自の堅牢設計「超堅牢SOLID SHIELD構造」を採用し、内部構造ではステンレスホルダを厚く両側壁にステンレスフレームを追加して曲がりにくさを強化した。
 また、高硬度の7000シリーズアルミ合金のフレームや、ディスプレイに厚み0・7㍉㍍の「Corning Gorilla Glass3」を採用して画面を強化。さらに、成人男性がまちなかでスマートフォンを落とした状況を想定し、「1・5mの高さからコンクリートに落下させる」という独自の落下試験で実証。林田氏は「日常生活のあらゆるシーンで意識することなく使っていただきたい」と述べたほか、オーディオ再生機能をオンキヨーが監修し、音質を強化したなどと説明した。
 「らくらくホン F―02J」は、携帯端末で、従来のらくらくホン「使い易い」の操作性を継承しつつ、VoLTE対応でより高音質な通話を実現したほか、振り込め詐欺などの被害を防止するための「迷惑電話対策機能」も搭載した。電話帳に登録していない相手から着信すると、「この電話は迷惑電話対策のために録音されます」といった内容のガイダンスで注意を促し、通話中に自動録音も行う。
 「ARROWS M357」は、法人向けSIMフリースマートフォンで、生産から保守、サポートまで国内一環体制で対応する。
 発表会ではオンキヨーの中野宏副社長も登壇し、「オーディオ再生チップの部品選定とチューニングを担当し、ノイズが少ない高品質な音を実現した」などと説明。今後もアローズを中心にとスマートデバイスのオーディオ技術の進化に、協力していきたいとした。

デジタル家電一覧へ  トップページへ