デジタル家電

ディスプレイ248枚使いスポーツ演出 パナソニック

【2016年11月07日】

写真
  吹田サッカースタジアムに設置した
  デジタルサイネージ

 パナソニックは、大阪府吹田市の市立吹田サッカースタジアムに国内のスタジアムでは最多となる248枚のサイネージ用ディスプレイを用いてライブ映像や試合進行と連動するスポーツ演出サイネージシステムを導入し、一体感のあるスタジアム観戦を目指したエンターテイメント演出の企画・運営の実証実験を、10月29日の「ガンバ大阪」対「アルビレックス新潟」戦から開始したと発表した。
 実証実験では、「ガンバ大阪」の協力を得て、試合のライブ映像や選手情報などのスポーツ・コンテンツを活用して、スタジアム空間での一体感や、観客の琴線に触れるライブ演出コンテンツを提供する。映像演出は、市立吹田サッカースタジアムの3階コンコース周辺の柱と壁面、4階のVIPエリア、2階のメガストアに設置した248枚のディスプレイを用いたサイネージに、ライブ映像や選手情報などのガンバ大阪の高付加価値コンテンツを表示して活用する。
 例えば、ゴールなどを決めた際には、ディスプレイの全画面と既設大型LEDディスプレイを連動させ、スタジアム全体を盛り上げる演出を、オペレーターがリアルタイム操作によって行う。コンコースやVIPエリア、飲食・グッズを販売する店舗などの市立吹田サッカースタジアム内の各所に設置したマルチディスプレイやディスプレイにコンテンツ映像を提供することで、観客はより楽しく、よりエキサイテイングなスタジアム観戦が体験できる。
 また、オプト社との共同開発により提供するデジタル広告プラットフォームと、本映像演出によりスタジアムならではの高付加価値広告の配信も開始しており、スポーツ市場拡大に貢献できる広告収益モデルも実証を行っていく。
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 東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向け、スポーツの関心や投資意欲、スポーツを通じた地域・経済活性化の動きが活発化すると予測される。スポーツ産業がもたらす経済効果は、現状の5・5兆円から、2020年には10・9兆円へと拡大・発展することが期待されているが、欧米に比べ遅れているスタジアムやアリーナ等のスポーツ観戦、スポンサー広告、周辺産業等の需要を拡大させるための設備投資が必要とされる。
 パナソニックはこのような背景から、今回の実証実験などの取り組みを通じて、スポーツ市場拡大に貢献するスタジアムソリューションの提供を目指していくとしている。

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