デジタル家電

子ども専用のノートPC発売 夏モデル3シリーズ9機種を発表 富士通クライアントコンピューティング

2018612日】

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「LH55/C2」(タブレットモード)

写真 2
「LH35/C2」と専用お道具箱

写真 3
齋藤邦彰氏

 富士通クライアントコンピューティングは都内で新製品発表会を開始し、子ども向けノートPCとして「LIFEBOOK LHシリーズ」2機種を7月26日より発売すると発表し、個人向けPC「FMVシリーズ」2モデル7機種を6月21日より順次発売した。
 子ども向けノートPCの「LIFEBOOK LHシリーズ」は2―in―1タイプの「LH55/C2」とノートタイプの「LH35/C2」の2モデルをラインアップ。
 両機ともに本体周囲に落下時の衝撃吸収と掴む際の滑り止めにもなるラバー素材の「あんしんグリップ」を装備し、また天板全面加圧約200kgfの堅牢性試験をクリアするなど、子どもが使っても簡単に壊れないような頑丈設計となっており、ディスプレイは14型のノングレア液晶を搭載し、ブルーライトカットにも対応することから目の健康にも配慮されている。また、2―in―1タイプの「LH55/C2」はタッチパネルディスプレイが採用されており、傷や衝撃に強い強化ガラスガラスの「Dragontrail」を装備している。
 また、パソコンを収納する「お道具箱」には子ども向けに作成した使い方ガイドやローマ字入力表が同梱しており、マウス・タッチペン・ACアダプターといった周辺機器もケースに収納することができる。カラーは紺色と水色を基調としたカラーリングで、同社が小学生男女にヒアリングした結果、最も好評なカラーだったという。
 CPUはインテルCeleronプロセッサー3865U 1・80GHzで、メモリは4GB(増設不可)。ストレージは約128GBのSSDを搭載している。
 さらに、学校での教育環境や授業内容の変化、受験時のCBT化が進むことが見込まれることから、教育分野などで見識がある企業と提携し、将来の教育環境を見据えたオンライン学習サービス「FMVまなびナビ」を提供すると発表。同社AIアシスタント「ふくまろ」と一緒にタッチタイピングを学習する「ふくまろタイピング」や、学研のコンテンツを利用した算数・国語・理科・社会などの各種教科ドリルとオンライン英会話レッスンなどの学習教材、サイバーエージェントのオンラインプログラミング学習サービス「QUREO」、人気ゲーム「マインクラフト」を使ったプラグラミング学習などが用意されている。
 同社代表取締役社長の齋藤邦彰氏は同機を「はじめての『じぶん』パソコン」と説明をし、「小学生のお子様のことを考え抜いて開発したモデルです。パソコンによる一歩進んだ学習体験を通して、情報集能力や意欲的な学習姿勢を育むことを目的としたパソコンです」と話している。また、2020年からは小学校において情報教育が本格化し、新学習指導要領においても「情報活用能力」が重要視され、中学校や高校ではプログラミング教育も実施されることから、齋藤氏は「これまでコンピュータは興味のある子だけが身につける知識でしたが、これからは誰もが身につけていなければならない知識になります。さらに、めまぐるしく変化する時代においては、問題や課題と向き合い自分で答えを導き出す力も必要となってきます」と同機の意義について語り、「文教市場で培ったノウハウを活用し、『子と親』双方の視点を大切にした、日本初となる〝子ども専用〟のPCで、パソコン学習を応援いたします」と話している。
 発表会では教育ジャーナリストの中曽根綾子さんが登壇し、昨今の教育行政の状況や海外におけるICT利活用について説明をし、同機については「親としても子どもの意欲を引き出すことに力が及ばないこともあり、デジタルデバイスがその補助材料としても有効的なのと同時に、子ども自身もITと向き合ういい機会となると思います」と話している。
 価格はオープン価格だが、市場想定価格は「LH55/C2」が10万円前後(税別)、「LH35/C2」が8万円前後(税別)となっている。
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 個人向けPC「FMVシリーズ」の新機種は、ノートPC「AH77/53/45/42」と一体型デスクトップPC「FH77/70/52」の7機種をラインアップ。
 「AH77/53/45/42」の4機種は15・6型のノートPCで、ハイエンドモデルの「AH77/53/45」の3機種は約7・8㍉㍍の狭額縁FHDディスプレイを搭載しており、最上位モデルの「AH77/C2」には約128GBのSSDと約1TBのHDDを搭載し、Windows Helloに対応したWebカメラも搭載している。
 一体型デスクトップPCの「FH77/70/52」は23・8型のディスプレイを搭載し、3W+3Wのパイオニア製スピーカーを搭載。最上位モデルの「FH77/C2」には地デジ放送・CS・110CSデジタル放送の3波に対応したダブルチューナーを搭載している。
 価格はいずれもオープン価格で、発売日は「AH77/C2」が7月26日、「AH53/C2」および「AH45/C2」が7月12日、「AH42/C2」が6月21日で、「FH77/C2」が6月21日、「FH70/C2」および「FH52/C2」が7月12日よりの発売となっている。

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