デジタル家電

最短15日でIoT製品を開発 「Tuya Smart」を販売開始 ソフトバンクC&S

20181016日】

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「Tuya Smart」を採用したプラススタイルのオリジナル家電

 ソフトバンクコマース&サービス(東京都港区、溝口泰雄社長)は10月16日に記者会見を開き、Tuya Global(Tuya、中国浙江省、王学集CEO)とパートナー契約を締結したと発表し、家電製品などのIoT化を実現するTuyaのソリューション「Tuya Smart」を同日より販売を開始した。
 通常、既存製品のIoT化には、Wi―FiやBluetoothといった通信モジュールや収集したデータを処理するクラウドの選定、機器を制御するスマートフォンアプリの開発には専門的な知識や技術が必要とされ、また一連のプロジェクトには数ヵ月単位の期間が必要とされる。「Tuya Smart」は低コストで製品のIoT化が可能となるIoTソリューションで、世界で1万社以上が同ソリューションを利用し、出荷製品数は2000万個を超えているという。同ソリューションを活用することで、製品のIoT化に必要な通信モジュールの販売やクラウド環境の構築、スマートフォンアプリの開発などの製品開発に必要な要素がワンストップで提供され、IoT化にかかる開発期間は最短で15日まで短縮が可能となり、開発コストの削減にも繋げられる。
 記者会見に登壇したソフトバンクC&S上席執行役員コンシューマ事業本部長の瀧進太郎氏は、同協業の狙いについて説明し、それぞれの分野に強い専業の家電メーカーとの協業を目指すほかにも、オンラインショップやインテリアショップのオリジナルブランドとして、IoT家電を出したいというニーズも多くあという。瀧氏は「IoTからAIに関わるIoTライフをよりよいものとしたいということが当社のビジョンです。多くの企業様と当ソリューションを使って、IoTのマーケットを拡げるべく協力していきたい」と語った。
 TuyaのVP of Strategy and Investmentを務めるMeng da Zhao氏は「当社はオープンプラットフォームを実現していきます。また、ソフトバンクは日本のトップブランドで多くの影響力を持っている会社です。我々のパートナーシップにより、当社のスマートデバイスが日本市場へ進出します」と話した。
 また、同ソリューションを活用した先行事例として、IoT製品の開発や販売を手かげるプラススタイル取締役社長兼CEOの近藤正充氏も登壇し、10月24日より順次販売される「スマートロボット掃除機」「スマートアロマミストポッド」「スマート加湿器」の3製品を紹介。今後は、電球やドアホンから屋内外用カメラ、コーヒーメーカーなど様々な15製品以上のラインアップを予定しているという。

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