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新4K衛星放送対応チューナー内蔵モデル登場 「4Kビエラ」2シリーズ6機種登場 パナソニック

201918日】

写真 1
「GX850」シリーズ

写真 2
転倒防止スタンドを搭載

 パナソニックは、平成30年12月1日よりスタートしている「新4K8K衛星放送」の4K放送に対応するチューナーを内蔵した「4Kビエラ」の「GX850」「GX750」の2シリーズ6機種を1月25日より順次発売すると発表した。
 両シリーズともに、4K放送対応チューナーを1基内蔵しており、別売の外付けHDDと接続することで、従来の地上およびBS・110度CSデジタル放送のハイビジョン放送も録画可能となった。ほかにも、NetflixやYouTube、Hulu、U―NEXTといったネットサービスをあらかじめ画面に登録しておくことで、リモコンから各サービスにダイレクトにアクセスすることができる「かんたんホーム」機能や、リモコンの「アレコレ」ボタンを押すだけで見たい番組や、予約したい番組をすぐに探せる「アレコレチャンネル」にU―NEXTとAbemaTVが新たに追加された。また、Googleアシスタント搭載のスマートスピーカーとの連携も可能となっており、テレビのON/OFFやチャンネルの切り替え、ボリューム調整などの操作にも対応している。
 ハイエンドモデルの「GX850」シリーズには、同社がハリウッド映画製作者との協業などを通じて培った技術を活用する新技術「AI HDRリマスター」を搭載。同技術は、AIにSDR映像とHDR映像のデータベースを機械学習させることで、その学習データを基に最適な処理を行い、地上デジタル放送などの通常の2K映像もHDR映像のような高コントラスト映像に変換させることが可能となる。さらに、4K映像が持つ本来の色を忠実に描写する高画質技術「ヘキサクロマドライブ」を搭載しており、マスターモニターにも用いられている3次元カラーマネジメント回路(3D―LUT)を駆使することで、入力された色信号を色鮮やかに美しく再現するほか、人肌などの淡い色や輝く陰影の中の微妙な色合いなどもリアルに表現する。
 LEDバックライトを分割駆動させて光を出すエリアをコントロールする「バックライトエリア制御」や、信号処理による緻密なコントラスト処理を行うことで明暗の表現力を高める「エリアコントラスト制御」の両方を活用した「Wエリア制御」も搭載したことで、高いコントラスト感と明暗の表現力を両立。地上デジタル放送やネット動画などの2K映像も4K相当の高精細化を行える「4Kファインリマスターエンジン」が進化しており、映像を部分ごとに解析して最適な処理で高画質化することに加えて、新たに素材の解像度を検出して処理する新機能を搭載。これにより、4K信号の中でも元素材が8Kなどの高精細なものか、ハイビジョンから4Kへアップコンバートしたものかを認識することができ、それぞれに最適な高精細化処理を行うことで、くっきりとした4Kならではの質感ある映像を楽しむことが可能。スポーツやアクション映画といった動きの激しい映像に対応するため、映像内で物体(オブジェクト)が動く量を検出し、背景とオブジェクトを分離することでよりクリアな倍速補間が可能となる「オブジェクト検出 倍速処理」や、Ultra HDブルーレイの標準規格となっている「HDR10」、4K放送で採用されているHLG、最新のHDR規格となっている「HDR10+」や「Dolby Vision」の4方式にも対応している。
 音響は、映画館でも採用されている高さ方向の音表現も可能にする音声フォーマット「Dolby Atmos」対応の音声処理システムを搭載しているため、テレビ本体のスピーカーのみで簡単に立体音響を楽しむことができるほか、同社独自の位相補正によって音響特性や音像定位を改善して、映像の中から音が聞こえてくるような高音質を体験できるほか、映像と音声で回路を分離することで低ノイズ・低歪みを実現したオーディオ専横回路とタイエンドモデルのオーディオにも採用されているバイアンプ駆動によって力強い音声を響かせられる「30Wダイナミックサウンドシステム」、ディスプレイはHDR映像の高輝度映像をしっかりと描写し、広視野角の4KIPSパネルを採用し、スタンド底面が設置面から離れるようとする力が働くと、テレビ台にしっかりと吸着して倒れにくくする「転倒防止スタンド」などを搭載した。
 エントリーモデルの「GX750」は、カラーマネジメント回路の「色忠実補正回路」を搭載しており、高輝度域から低輝度域までのあらゆる色を忠実に再現し、「エリアコントラスト制御」の信号処理によるコントラスト制御で、高いコントラスト感と明暗の表現力を両立。バックライトの制御を高速で処理して動きの早い映像も残像を抑える「クリアモーション」機能のほか、「HDR10」「HDR10+」「HLG」の3方式のHDRフォーマットに対応している。
 音響は「30Wダイナミックサウンドシステム」を搭載しており、パネルは4K高輝度IPSパネルを採用している。
 6機種ともにオープン価格だが、市場想定価格(いずれも税別)は「GTX850」シリーズの65V型が33万円前後、55V型が25万円前後、49V型が19万円前後、43V型が17万円前後となっており、「GX750」シリーズの49V型が16万円前後、43V型が14万円前後となっている。

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