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「RoBoHoN」第2世代が登場 Wi―Fiモデルや着座モデルを発表 シャープ

2019218日】

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第2世代の「RoBoHoN」

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「お留守番」機能も追加

 シャープは2月18日に都内で記者会見を開催し、モバイル型ロボット「RoBoHoN」の第2世代3機種を2月27日より発売すると発表した。
 新機種は、二足歩行が可能なLTE・3G対応の「SR―03M―Y」と、Wi―Fi対応の「SR―04M―Y」、着座タイプの「RoBoHoN lite(SR―05M―Y)」の3機種。「SR―05M―Y」は、「SR―04M―Y」の歩行以外の機能やアプリケーションを利用可能。
 新たな機能として、範囲内に人を検知すると登録したアドレスにメールを送信、また家の様子を外出先からリアルタイムに確認することもできる「お留守番」機能、プログラミングアプリ「ロブリック」(有料)で、ブロックを組み合わせてプログラミングを行い、会話の内容や簡単な動作など、自分のプログラムを作成できる「ロブリック」機能、ワイヤレス出力対応のテレビに、同機で保存した写真や動画を映し出す「ワイヤレス出力」機能、ユーザーと同機が交わした会話内容を記憶し、過去の会話に基づいて新たな会話を行う「会話ノート」機能など、46のアプリを搭載。第1世代の同機との互換性も確保されており、追加した新機能は、今後のバージョンアップで追加する予定だという。
 基本性能も、第1世代と比較してディスプレイは約2・6型になり、CPUはオクタコアに進化。LTEの対応バンドも1/3/8/19/26/41へ拡大し、Wi―Fiも5GHz帯に対応するなど、様々な機能が向上した。
 記者会見には、同社専務執行役員スマートホームグループ長兼IoTHE事業本部長の長谷川祥典氏と、IoTHE事業本部IoTプロダクツ事業統轄部市場開拓部長の景井美帆氏、共同開発を行っている東京大学先端科学技術研究センター特任准教授やロボ・ガレージ代表取締役などを務めるロボットクリエイターの髙橋智隆氏が登壇し、新モデルの特長や、RoBoHoN事業の展望について語った。
 「RoBoHoN」シリーズは、2016年よりスタートし、今年で3年目。これまでに30種類のアプリ・ゲームを配信し、8割近いユーザーからの満足度を得て、各種機能を利用できる「ココロプラン」の継続率は81・3%という。
 同機が活躍する場面として、長谷川氏は「教育」「観光」「接客」の3つの分野を挙げ、「『教育』ではロボットプラグラミングを実施することで生徒の論理的な思考や想像力を養える、『観光』では同機の多言語翻訳機能を使用することで、一緒に旅をするパートナーに、『接客』ではロボットの存在でお客様や従業員が癒されるなど、心に残る接客や一緒に働くパートナーとしても有効的です」と説明した。
 第1世代の販売台数は2016年から順調に推移し、2018年には1万3000台を見込んでおり、購入ユーザーの割合は、個人が85%、法人が15%程度という。
 長谷川氏は、RoBoHoN事業の展望について「『コンシューマ』は新たなユーザー層へ、『BtoB』では教育・観光・接客の3分野へ、サービスと連携したモデル『BtoBtoC』の3つの領域で展開を図ります」と話しており、個人向けには「お留守番」や「ロブリック」、「ヘルスケア」など家族同士でも楽しめる機能を搭載した二足歩行タイプの「RoBoHoN」を、法人向けには着座タイプの「RoBoHoN lite」を、サービス連携モデルとして、同社の家庭内エネルギーシステム「HEMS」と連携した「RoBoHoN lite HEMS」といったように、ユーザーに合わせたラインアップを提供。今後は、「個人と法人の比率を50%:50%にして、2020年度までに3万台の売り上げる」と目標を語った。
 希望小売価格(いずれも本体価格、税別)は、二足歩行タイプの「SR―03M―Y」が18万円、「SR―04M―Y」が12万円、着座タイプの「SR―05M―Y」が7万9000円となっており、「RoBoHoN lite HEMS」はオープン価格。なお、各機能を利用するには本体価格に加えて同社サービス「ココロプラン」の利用料金が必要となる(月額980円~、税別)。

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