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特別記念局 田無タワー

【2016年08月19日】

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 田無タワー(東京都西東京市、下田卓也社長)は、「ハムフェア2016」開催期間内、会場に設営される特別記念局「8J1HAM」のアンテナ敷設工事を昨年に引き続き受注した。
 ハムフェアにおいては毎年、会場内で特別記念局が開局されており、くのオペレート希望者たちが順番待ちの列を作るなど、人気コーナーの一つとなっている。今年のコールサインは「ハムフェア2004」以来12年ぶりとなる「8J1HAM」が割り当てられた。運用局の周波数は7MHz〜1200MHzで、無線機は各メーカーが最新機種を提供する(運用するためには事前の申し込みが必要)。
 田無タワーでは、「ハムフェア2016」の会場である、東京ビッグサイトの屋上に高さ21メートルと15メートルのタワーを2本建て、そのタワーに八木アンテナ(HF帯マルチバンド)、V型ダイポール(7MHz、10MHz、18MHz、24MHz)、八木アンテナ(50MHz)、スタック八木アンテナ(144MHz、430MHz)、グランドプレーンアンテナ(1200MHz)を9基設置する。運用周波数が多いため、電波障害が起こらないよう、アンテナの向きや高さ等は綿密に設計されており、基本的には昨年と同じ構成になるという。
 なお同社では、コミュニティFM放送局「FM西東京」の送信アンテナをはじめとする各種通信アンテナ、タクシー無線集中基地局などを擁するマルチメディアタワー「スカイタワー西東京」を運営するほか、アマチュア無線局のアンテナ敷設、無線設備の構築・設置なども行っている。
 田無タワーのオーディオ・無線機販売部門「FBサウンド田無」では、アマチュア無線に特化したラジオ番組「QRL」を2011年4月から制作・放送中(毎週木曜・午後11時30分〜)だ。今年の「ハムフェア2016」では、ハムフェア40周年を記念したJARL特設サテライトスタジオで公開収録を実施する予定になっている。
 主な内容は、国立電気通信大学UECコミュニケーションミュージアム・元学術調査員の有澤豊志氏と東京・調布市のコミュニティFM局「調布FM」の女性アナウンサーをゲストに迎え、無線電信について話を聞く。有澤氏は長年にわたり同大学で通信技術の教育に携わったほか、1990年と94年の2回、「南極観測隊」の隊員として越冬し、通信・無線電報などの業務に就いた経歴を持つ。通信・電信に関する深い造詣を持ち、当日は興味深い話が聞けそうだ。
 なお、公開収録の日時は、8月21日(日)午前11時10分〜11時40分の30分間を予定している。

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