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夏期・静岡特集 NHK静岡放送局の新築工事開始

【2016年08月26日】

写真
    NHK静岡放送会館完成予想図
    (左側高架は東海道新幹線)

 静岡放送局は、静岡市葵区西草深町の現在場所に建設されてから、すでに約 50年程を経過している。
 その間、業務増加による狭隘と、東海地震に対処する耐震化、またマスター/スタジオなどの機器設備の更新などの解決策として、数年前から全面的な新築移転計画が検討されていた。
 新しい会館の建設場所はJR静岡駅の東方約400㍍に位置し、国道1号線にも隣接し、緊急出動に際しても交通の便は最良である。しかし新幹線も近距離で振動や、騒音には特に留意しているとのことである。
 昨年になって漸く具体化し新築工事も始まったので、8月3日に静岡放送局の榎本技術部長、高島同副部長を訪ねて話を聞いた。

 ◇新会館の基本コンセプト
 ・いかなる災害時にも対応できる放送機能の強化・すなわち「防災放送局」として、大災害時にも常に視聴者に安全・安心情報を出し続けることを第一に、放送機能の強化をはかる。
 ・免震構造の採用や電源設備の強化など、災害に強い建物を実現すると共に、各種放送機材や災害対策物品、食料などの備蓄に万全を期して、孤立した中でも放送を継続できる体制を整備する。
 ・緊急報道など情報発信の体制強化とマネジメント機能強化。すなわち災害や事件発生時の緊急対応にも迅速な対応ができるように、放送/技術部門をワンフロア化し、機動性と情報発信力に優れた万全の体制を構築する。

 ◇緊急報道等情報発信の体制強化とマネジメント機能強化
 ・災害や事件事故発生時の緊急対応にも、迅速な対応ができるように放送/技術部門をワンフロア化し機動性と情報発信力に優れた体制を整備する。また、放送局マネジメント機能の強化を図る。

 ◇県民や地域住民に親しまれる放送局
 ・開かれた親しまれる放送局として、県民や地域住民が気軽に立ち寄ることのできる放送局とする。

 ◇概要
 名称 NHK静岡放送会館
 所在地 静岡市駿河区八幡1丁目1番1 及び同市葵区日出町76番1
 敷地面積 約4105平方メートル
 延床面積 約5680平方メートル
 構造形式 免震構造・鉄筋コンクリート造り・4階建て
 建物高さ 地上より18 ・7メートル
 鉄塔高さ 同 60・0メートル
 最優秀設計者 NTTファリテーズ
 今後の予定 平成26年10月 基本設計、実施計画
 同 28年2月 建物工事着工
 同 29年9月 建物完成
 同 29年度内 運用開始

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