特集

ケーブル技術ショー 関電工

【2016年08月31日】

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技能五輪選手による光接続・LAN成端実演

 関電工は、「人と未来をつなぐ技術を創造する関電工」をテーマに、HFCからFTTHへのリニューアルの提案や、技能五輪選手による実演、ケーブルテレビ施設の構築から保守メンテナンス・運用サービスまでのトータルソリューションを紹介した。HFCからFTTHへのリニューアルの課題となる引込宅内工事のソリューションとして開発した、CATV用「柱上ONUクロージャー」は、FTTH端末を架空に設置し、現状の同軸引込線をそのまま流用できる。FTTHはセンター設備から加入者宅の引込線まで全区間を光ファイバ化することが必要だが、放送サービスのみを利用する加入者など光引込線への更新費用が回収できない、集合住宅の棟内光配線が困難、加入者不在等の理由で、工事が計画的に進まず、HFC設備が撤去できないなどの課題がある。柱上ONUクロージャーはFTTH端末、分配器と電源ユニットを収容し、柱上(タップ元位置)に設置する。特長は、同軸引込線の流用(元位置変換)によるコストダウンを実現すること。EOC(分散型CMTS)との組み合わせにより、集合住宅へのBSパススルーと高速通信サービスが可能。また、加入状況に見合った設備形態の選択が可能で、加入者に依存しない切替計画を実現する。
 「技能五輪選手による光接続・LAN成端実演」では、金メダリストを含む技能五輪選手が、技能五輪「情報ネットワーク施工」職種の競技種目である光接続スピード競技及びメタル接続スピード競技(LANケーブル成端)の実演を行った。技能五輪とは、次世代を担う青年技能者が自分達の技能レベルを競う大会で、将来の日本の「ものづくり」を担う技能者の技能レベル向上と技能の大切さを周知することが狙い。技能五輪全国大会は年に一度開催し、全国各地から選抜された青年技能者が全41職種からなる各競技で技能レベル日本一を競う。関電工では、情報通信工事部門から情報ネットワーク施工、屋内線工事部門から電工、配管の3職種に出場している。情報ネットワーク施工競技の実演では、LANケーブル(UTPケーブル30センチ)に、モジュラジャックとモジュラプラグを交互に取り付け連結するもので、10分間でどれだけ誤結線なく繋げているかを競った。
 また、CasaSystem社製「CMTS C100G」を参考出展した。ワンストップサービスでは、センター設備から伝送路、宅内まで一元的に設計・施工・保守が可能で、放送機器、通信機器、ケーブルモデムの設置・調整まで一括して対応する。伝送路設備の効率的な保守運用を実現するため、CADシステムへ伝送路データを入力しての提供が可能。

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