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可搬型官位FM放送システム FM送信機・アンテナ・取付けポールをワンパッケージ 日立国際八木ソリューションズ

【2016年09月28日】

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  ▲ 臨時災害放送局用FM装置

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 ▲ 臨時災害放送局用送信アンテナ

 近年、大地震やゲリラ豪雨・竜巻などの大規模災害発生時に情報伝達ルートを確保するため、様々な情報伝達システムが注目を集めている。その中のひとつに臨時災害FM局があるが、日立国際八木ソリューションズは、臨時災害FM局を開設するために必要な機器をワンパッケージにしたを展開し、全国各地の自治体で納入されている。
 9月10日に発生した台風18号による関東・東北豪雨では、茨城県と宮城県で河川堤防が決壊するなど甚大な被害を及ぼした。豪雨水害においては、雨風の音などにかき消されて、防災無線が聞こえない場合がある。その補完的な位置付けとして、臨時災害FM局やコミュニティ放送局にますます注目が集まることが予想されている。
 日立国際八木ソリューションズの「臨時災害放送局用FM装置」は、災害などによりコミュニティFM放送装置が使用困難な場合や、新規に臨時災害放送局として開局する場合、市町村庁舎などに仮設設置し放送を行う可搬型簡易FM放送システム。また、催し物の時はイベント放送局として活用できるため、日頃から操作に慣れることができる。
 特長は▽必要機材をワンパッケージ▽キャスター付で手軽に運搬▽非常用電源で稼働可能▽市販ラジオで聴取可能▽容易な操作可能▽イベント放送局として使用可能▽市町村防災行政無線などの他システムとの連動可能。
 また、可搬型送信機部は、手軽に持ち運び可能(保護カバー、キャスター付)で、無停電電源装置(UPS)・発電機などの非常用電源で稼働可能だ。可搬型送信アンテナ部は、手軽に持ち運び可能(折り畳み可能、収納袋付)で、広帯域特性(FMラジオ全帯域、無調整)が特長だ。
 具体的には、災害時は、臨時放送局として使用。災害時に役立つ生活情報(安否情報、給水情報、電力・ガス等)をFM放送信号波で発信するため、市販のラジオ(手回し充電ラジオ)なので手軽に聞くことができる。一方、イベント開催時には、イベント放送局となる。博覧会やスポーツ、花火大会などのイベントにおいて、自治体の関与(主催、協賛、後援等)があるイベントで広く一般に開放されている、臨時かつ一時的に開設されるFM放送局として活躍する。
 イベント放送局向けではこのほど、ある東京都特別区に納入されて、10月に行われる区民の祭りで運用されるという。

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