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Inter BEE 2016 放送局向け緊急回線バックアップ装置に注目 ミハル通信

【2016年11月16日】

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▲ 緊急回線バックアップIP送信機
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▲ 音声エンベデッター

 ミハル通信は、「Inter BEE2016」に出展し、「放送局向け緊急回線バックアップ装置」と「IPDCを活用した防災情報ソリューション」などを展示する。
 「放送局向け緊急回線バックアップ装置」は万一の放送回線障害時や事故発生時に、迅速な復旧を実現する。送信側のIP送信機、受信側のIP受信機で構成され、マスターの放送TSをIPで送出、受信側でIPを中継局に適したインターフェース(TS/IF/RF)に変換して送出可能。通信はユニキャスト、マルチキャストに対応。電源電圧はAC100V、IP受信機側は中継局での使用を考慮してDC48Vにも対応している。JISまたはEIAラックに実装できる1Uラック実装構造となっている。
 今年、鹿児島の民放局(3局)に導入され、離島への放送中継回線が海上フェージング等の影響で中断したときのバックアップ回線として運用が開始されている。導入事例も含めて紹介する。
 IPDC(IP data cast)を活用した防災情報ソリューションでは、同社が今年開発したデータ放送にラジオ・音声サービスを追加できるオールインワン装置「音声エンベデッダー」とIPDCを組み合わせることで、ケーブルテレビのコミチャンの新たなサービスを提案する。近年日本全国で発生している自然災害時の情報発信手段としてIDPCを使った防災情報ソリューションを提案する。データ放送を使った防災情報、コミチャンの見逃しサービス、データ放送ラジオなどを実際にブース内でデモ展示を予定している。
 AM/FMラジオチューナー内蔵「音声エンベデッダー」は、データ放送にラジオサービスを追加するためのオールインワン装置。様々な音声が簡単に多重可能なので、災害情報発信などにも応用可能だ。HD SDI信号にAM放送、FM放送を内部で復調した音声信号、アナログ音声信号、AES/EBU信号を重畳することができる。また、HD SDI信号に含まれる映像クロック、または外部から入力されたGENLOCK信号に同期したデジタル音声を生成・重畳することができる。ラジオ以外にも様々な音声を簡単に多重できるので、災害情報の発信、コミュニティーラジオをテレビで発信するなど新しいビジネスモデルへの応用が可能だ。
 ブース・6307

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