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InterBEE 2016レポート 映像ファイルベース化を強力にサポートする「CM入稿システム」 NEC

【2016年12月07日】

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▲ スタジオトータルIPソリューション
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▲ 8K HEVC CODEC

 NECは、「Inter BEE2016」に出展し、「Orchestrating a brighter world」をテーマに、ファイルベースシステム/サブシステム/IP関連機器を中心にTV送信機を加え、新世代の放送設備実現に向けたNECの目指す方向性について提案した。
 出展機器は次の通り。 ▽IP関連機器▽ファイルベース/アーカイブシステム▽報道サブシステム▽ラジオ送出設備/営放システム▽FPU装置▽超高感度カメラ▽8K/4K HEVC CODEC▽4K対応ビデオサーバ▽音声調整卓▽TV送信機▽映像プラットフォーム/入稿サーバ▽AI(人工知能)ソリューション―など。
 映像ファイルベース化を強力にサポートするのが『CM入稿システム』。営放システム、バンクシステムとの連携により、ファイルメディアによるCM素材の取り込み、インジェスト(転送)に対応し、素材搬入業務の効率化を実現する。さらに、広告EDIセンターによるCM素材オンライン送稿にいち早く対応。
 システムの主な特長は次の通り。▽XDCAM等のファイルメディアによるCM素材の取り込み・インジェスト(転送)に対応:XDCAM等のファイルメディアによって搬入されたCM素材を取り込みPCで直接取り込みを行い、そのままバンクシステムへインジェスト(転送)することができる。これによって、従来のテープメディアのような棚管理、テープのバンク室への運搬などが不要になり、素材搬入業務の効率化を実現する。営放システムとも連携することで、営放システムのCM素材情報との自動連携を行う。営放システムでファイリング指示をすることで自動的にCM素材ファイルのバンクシステムへの転送を行うことができる(特許取得済み)。
 ▽広告EDIセンターによるCM素材オンライン送稿にいち早く対応:今後開始される予定の広告EDIセンターによるCM素材オンライン送稿の受け入れにいち早く対応、解りやすい画面によるオンライン搬入素材の管理、営放システム・バンクシステムとの連携によるオンライン搬入素材の完全自動運用に対応する。
 現時点でバンクシステムがファイル搬入に対応していない場合でも、ファイルメディアプレーヤーへの転送やXDCAMメディアへの出力に対応しているため、早期購入が可能だ。バーコードによるオンライン素材の管理にも対応しているため、営放システムとの連携を行わなくてもオンライン素材の効率的な管理を実現できる(特許申請中)。
    ◇
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