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InterBEE 2016レポート 120フレームの高変換アップコンバータ披露 テクノマセマティカル

【2016年12月14日】

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 テクノマセマティカルは、「InterBEE2016」で、新技術の「〈高変換レート〉レームレートコンバーター」、「H.265/HEVCハードウェア エンコーダ/デコーダ 4K/8K 60フレーム/秒」、「最大50台のタブレットに映像・音声・PCデータを同時配信する技術」や、放送局等から人気を博している「低遅延・小型映像伝送装置」等の製品・ソリューションのデモ展示で注目を集めた。
 同社は、独自のアルゴリズム『DMNA』を用いて、製品・ソリューションの小型化や省電力化、システムの軽減、コストダウンなどに取り組んでいる。
 「〈高変換レート〉フレームレートコンバーター」は、新技術の「フレームレートコンバーター・120フレーム」が初出展された。この技術は、映像中の動きを滑らかに流れるようにするため、映像上の動きを予測しながらフレームを自動生成して映像中へ挿入していくもの。アップコンバートしてつくりだすフレームの数を、従来の30フレームから4倍の120フレームへと増強したものを初出展した。120フレームでは、高精細で流れるような4K動画が披露された。
 また、「H.265/HEVC ハードウェアエンコーダ/デコーダ 4K/8K 60フレーム/秒」は、新たにラインアップした「8K/4K 60fps対応 HEVC リアルタイムエンコーダー」を披露。
 「最大50台のタブレットに映像・音声・PCデータを同時配信する技術」では、発表したばかりの「WiFi Sync Viewer」を(一部)実機展示した。同機は、『DMNA』とWi―Fi機能付きカメラ映像PCデータ入力を備えた世界初の映像音声伝送技術装置で、最大50台のタブレットにリアルタイムで映像・音声を配信できる。もちろん、『DMNA』により小型・省電力、かつ低遅延・低ビットレート・高画質と高性能だ。
 電波干渉に強い5GHz帯のWi―Fiが使用され、映像ソースは入力2系統(1080/59・94iもしくは1080/30p)に対応。インターネットにつなぐ必要がなく、電源オンだけで50台の端末で映像等の共有ができる。担当者は、「50台のタブレットを使って情報を共有するシステムで、お客様にも『ありそうでなかった』と好評いただいた」と手応えを語り、「技術的には50台以上でも増やせるが、まずは10台・30台・50台のパッケージで展開を考えている」と語った。

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