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InterBEE 2016レポート 「OptMag」新製品を絵出し展示 武蔵オプティカルシステム

【2016年12月19日】

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フジノ・レンズに装着した「OptMagPlus」

 武蔵オプティカルシステムは、「迫力の4K・8K映像を日本から世界へ」をテーマに3回目の出展。自社で開発製品化した新商品を中心に4K・8Kに対応した映像・放送ソリューション関連技術を紹介した。
 新商品では、「OptMag」の愛称で親しまれているB4レンズ用PLマウント交換式アダプターの中でも、4K以上に対応する「OptMag Plus」および、最近の傾向である大型センサーを採用したカメラに対応する「OptMag for Full―Flame」を絵出し展示した。「OptMag Plus」は、4K以上に対応するため光学特性を向上させている。レンズ構成の工夫と異常分散性材質の採用により、従来のOptMagに比べ中心から周辺まで高いMTF特性を保つ他、ディストーションも限りなく小さく抑えている。「OptMag for Full―Flame」は、35ミリフルサイズセンサーを搭載したカメラに、スーパー35ミリフォーマット対応PLマウントレンズを装着するための光学式アダプター。レンズの光学特性を充分に引き出す光学設計により、アダプターを装着することで発生する性能劣化を低減させている。
 また、独自技術で開発し、ワンショットでオートフォーカスが実現できるAFモジュール「TA―AFM85」を参考出品した。富士フイルムのフジノンTVズームレンズにオートフォーカス機能を付加するユニットで、シリアルコントロールラインおよびビデオ信号ラインにモジュールを挿入するだけで設置できる。監視用ズームレンズや4Kカメラにも対応にし、多彩な動作モード選択により、AF操作機能の無いシステムでもAF動作が可能。
 この他、初めての出品となる光対応の雲台システムやワイヤレスタリーシステム「HW―T310」、PLマウントレンズ用エクステンダーの「OptMore」等、従来商品も展示した。光対応雲台システムは、ベースボックスとリモコン雲台間を光複合ケーブルで接続する。リモコン雲台から、搭載カメラ、レンズにそれぞれコントロール信号と電源を供給することにより、光ケーブル1本でリモコン雲台と搭載カメラ、レンズを制御することができる。作動範囲は、パンが180度、チルトが±15度。近く製品化される模様。「HW―T310」は、ワイヤレスと有線を使い分けられるハイブリッドタリーシステムで、スイッチャーのタリー状態信号を、ワイヤレス・有線で親機から6台までの子機に送信、ハンディーカメラにもタリーを点灯させる。ワイヤレス運用時の送受信距離は見通しで最大約100メートル、有線使用時のLANケーブル延長距離は最大200メートル。

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