特集

5G特集 5GとLTEのデュアル接続ライブデモ披露 ファーウェイ

【2017年01月01日】

写真
5GとLTEのデュアル接続ライブデモ。
(左から)「5GMassiveMIMO(開発中)」、
テスト用端末、「LTE MassiveMIMO」

 ファーウェイは、GSMA及びGTIと共催した移動体通信技術に関する一大イベント「グローバル・モバイル・ブロードバンド・フォーラム2016」(11 月24 日、25 日幕張メッセ)で第5世代移動体通信(5G)とLTEネットワークの2つの移動体通信システムを同時に利用するライブデモを披露した。同社の「CloudRAN」アーキテクチャを利用して実施したこのライブデモで、ファーウェイはシングル・ユーザーで最大21ギガビット/秒のスループットを達成した。
 今回のデモで5GとLTEのデュアル接続に成功したことは、既存のLTEネットワーク上で5G向け無線インターフェースである5G New Radio(NR)を迅速に展開することを可能とするもので、5G導入の初期段階に対する取り組みのマイルストーンとなる。
 AR(拡張現実)やVR(仮想現実)、HD動画等のサービスの拡大に伴い、超大容量・超低遅延通信による究極のユーザー体験を実現するには、5G NRを初期段階から高トラフィック・エリアで展開する必要がある。既存のLTEネットワークも3D MassiveMIMO等の新しい技術の導入で進化を続けることで、これまでの投資を活かすとともに、都市部でのネットワーク容量や周波数利用効率、カバレッジの向上をもたらす。
 ファーウェイの「CloudRANアーキテクチャ」は、複数のシステム間、異なる周波数間、サイト間、多様なサービス要件において、地域レベルでの効率的な協調とリソースの割当を実現し、5GとLTEを相互補完的に利用することを可能とする。そのため、5G導入の初期段階における5G NR活用の道を拓き、迂回時の伝送遅延とハンドオーバーを削減するとともに、強固なリンク信頼性、さらにはセル・エッジでのユーザー体験の向上を実現する。
 5GとLTEのデュアル接続ライブデモでは、周波数28GHzの帯域幅1GHzで5Gが8ストリーム、LTEが4ストリームを使用して、スループットは5Gが20Gbps、LTEが1Gbpsで計21Gbps、遅延1ms以下を達成した。

特集一覧へ  トップページへ