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放送記念日号 特別対談

2018322日】

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児野専務理事・技師長(右)と弊社麻生社長(左)

本年12月1日にはBSによる4K・8K実用放送がスタートする。4K・8K放送では従来の右旋電波に加えて、左旋電波も用いての放送となり、日本だけでなく世界的にもエポックメイキングな試みとなる。また、2018年は新経営計画の1年目となる。「公共メディア」への進化を図るNHKにとっては、その礎を築くために非常に重要な年となる。今回の放送記念日対談では、児野昭彦専務理事・技師長に、直前に迫ったBSによる4K・8K実用放送に向けての進捗状況、新経営計画への取り組み、開催まで1年半を切った東京オリンピック・パラリンピック、深刻化するサイバーセキュリティへの取り組み、同時配信などについて、本社社長麻生浩一郎が聞いた。

麻生 2017年4月に専務理事・技師長に就任されて約1年になろうとしています。これまでを振り返っていただき、いかがでしたか
児野 昨年4月に技師長に就任した時は、4K・8Kの推進と東京オリンピック・パラリンピックに向けた準備、放送のインターネット展開、サーバーセキュリティなど、重要な課題が目の前に山のように積みあがっていると感じました。私はこれらを「『課題』ではなく『チャンス』ととらえて前に進めていこう」というメッセージを、職員や関連団体社員に伝え、ここまで全員が一丸となって取り組んできました。今年の1月には新たな3か年経営計画を公表し、2月にはピョンチャン冬季オリンピックで、連日多くの熱戦をBSや地上波で放送したほか、8K試験放送や試験的提供によるインターネット同時配信なども実施しました。4K・8Kについても設備整備を進め、多くの魅力的なコンテンツを制作し、国際的なプレゼンスも高めるべくPRをしてきました。ここまでの成果は、多くの関係者が汗をかいて取り組んできた結果だと感謝していると同時に、“公共メディア”を実現するための取り組みはまだまだ道半ばだとも考えています。
今年はいよいよ12月1日から4K・8K本放送が開始されます。また、東京オリンピック・パラリンピックに向けた準備も本格的に進めていきます。皆さまに信頼される情報や番組をお届けする「情報の社会的基盤」としての役割を果たしていくとともに、2020年に最高水準の放送・サービスをお届けすることを目指して、これからも精力的に取り組んでいきたいと思います。
(全文は3月22日号に掲載)

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