情報・通信

NECネッツエスアイ 室内空間撮影&3Dコンテンツ配信サービス

【2016年06月02日】

 NECネッツエスアイ(東京都文京区、和田雅夫執行役員社長)は、室内空間を特殊なカメラで撮影、3Dコンテンツ(パノラマコンテンツ)化し、インターネットを通じて端末から閲覧可能にする「SmoothCapture」(スムースキャプチャー)を発売したと発表した。
 「SmoothCapture」は、独自の3Dカメラを使用し、室内空間の撮影と3Dコンテンツ(パノラマコンテンツ)化を行うもので、そのコンテンツを、パソコンやスマートフォン、タブレットなどインターネット環境に接続可能な端末から閲覧することができるサービス。
 サイト利用者は、これらの機能を活用することで、ウェブサイト上で、実際にその場を自分の好みの導線で移動し、見学しているような臨場感あふれる体験ができるようになる。例えば、ホテルでは、客室を3Dコンテンツ化し、そこをウォークスルーで見せることで、部屋の内装はもちろん、窓からの眺望や水周りの様子まで、あたかも部屋にいるかのような体験を提供できる。これにより写真では伝えきれない細かな雰囲気やホテルの魅力が訴求でき、ユーザーの利用(購買)意欲を向上させることができる。
 すでに米国では不動産販売の分野で使用されており、そのユーザーは現地に行かなくても、ウェブブラウザ上で物件を体験できるなど、企業のサービス向上につながっている。
 さらに特徴的なのが、全体を俯瞰する機能。既存のパノラマコンテンツは、360度を自由に見渡し、移動(ウォークスルー)するだけだが、「SmoothCapture」では、平面図やドールハウス(立体面)、ウォークスルーという3つの形式で提供することが可能で、従来のパノラマコンテンツでは伝わりづらかった全体感・バランスの把握ができる。
 NECネッツエスアイでは、訪日外国人観光客向けインバウンド事業など、観光サービスを注力分野の1つとしており、この「SmoothCapture」を、同社が保有する観光ICTサービス群の1つとして位置付けている。3Dコンテンツ上に店舗や施設受付などの電話番号を埋め込み、NECネッツエスアイグループの保有する多言語通訳サービスを組み合わせるなど新たなサービスの創造も図りながら、リアルで効果的なバーチャル体験を通じて国内外の来日前・来場前のユーザーにその魅力を訴求するサービスとして、ホテル・ブライダル業界をはじめ、不動産業界などを中心に拡販を進める考え。

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