情報・通信

OKIがクラウドサービス『インフラ点検レポートサービス』を提供

【2016年06月02日】

 OKIは、インフラ構造物の『点検現場のデータ収集』から『事務所における点検記録の作成』まで、点検記録作業全体の効率化を支援するクラウドサービス『インフラ点検レポートサービス』の提供を始めたと発表した。同サービスの第1弾は、トンネル点検業務を対象としたサービスとなる。
 このサービスは、現場で点検実施時にタブレット端末から点検内容のデータを入力し、クラウドセンターへアップロードする。事務所では、クラウドセンターから国土交通省の定める形式で取得したデータを基に報告用レポート作成が行える。これにより、人手による転記作業を軽減、作業時間を短縮するなど効率的に点検結果を取りまとめることが可能だ。
 近年、インフラ老朽化による安全・安心・予防保全の観点から、トンネルなどのインフラ構造物点検に関する重要性が注目を集め、全国各所のトンネルでの点検需要が高まっている。しかし、従来のトンネル点検では、熟練工の蓄積されたノウハウによる手作業での業務が主体で、増加する需要に対し、熟練工不足も課題となっている。また、点検作業の結果は写真やスケッチなど人手で記録しており、熟練工自身が点検結果の転記などを行い、帳票の形式に取りまとめることにも多くの時間を必要としているため、これらの作業の効率化も重要な課題となっていた。
 OKIは、点検業務のコンサルタントを得意とする大日本コンサルタント(東京都豊島区)と協働し、従来の点検業務フローに沿った形で利用できるシステムを構築。従来業務を大きく変えることなく、熟練工による点検データを迅速に収集することができるという。さらに、点検を実施した熟練工でなくても帳票の形式での結果取りまとめを円滑に行うことができるため、現場の作業から報告書の作成までの一連の点検業務の品質向上と大幅な作業の効率化につながる。また、クラウドサービスであるため、短期間・低コストでシステムが利用でき、さらにはOSの更新や定期点検要領の改正対応などの各種メンテナンス費用が不要なため、運用での効率化にも寄与するとしている。

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