情報・通信

富士通 PCサーバー新モデルをグローバルで発売

【2016年06月22日】

 富士通は、従来比約2・5倍の性能を実現する最新のインテル社製CPU「インテル Xeon Phiプロセッサー 製品ファミリー」を搭載した「FUJITSU Server PRIMERGY CX600 M1」を、より高い性能を求められるハイパフォーマンスコンピューティング分野向けを中心に9月よりグローバルに販売開始すると発表した。
 「PRIMERGYCX600 M1」は2Uサイズのシャーシに8台のサーバノードを搭載することが可能なため、集積密度も従来製品に比べ2倍を実現した。
 また、「インテル Xeon Phiプロセッサー 製品ファミリー」の様々な分野におけるアプリケーション性能の検証を同社にて実施し、その結果を同社サイトにて随時公開する。これにより、ユーザーは製品導入の前に分野別の性能や特長を確認でき、また業務効率改善の指標となるため、最適かつ最新のシステムを効率的に導入することができる。
 新製品の特長は次の通り。
 ①高い集積密度で省スペースを実現するマルチノードサーバー:1シャーシが2Uサイズの「PRIMERGY CX600 M1」は、インテル社より発表された最新CPU「インテル Xeon Phiプロセッサー 製品ファミリー」を1基搭載する「FUJITSU Server PRIMERGY CX1640 M1」サーバノードを、最大で8台搭載することが可能だ。
 新製品は1シャーシ規模のシステムから、19インチラックあたり「PRIMERGY CX1640 M1」サーバーノードが最大168台の集積密度を実現する大規模システムまで、様々な規模のシステムを構築することができる。
 ②空冷モデルに加え、水冷モデルをラインアップ:「PRIMERGY CX600 M1」は、従来型の冷却ファンによる空冷モデルに加え、最新の温水冷却技術を採用した水冷モデルをラインアップに追加する。サーバーに内蔵する水冷ポンプでCPUを冷却し、冷却ファンの回転数を下げることで、消費電力を低減する。また、冷却水とともにサーバー外に出される熱は、サーバーを搭載する19インチラックに連結されるCDUでの熱交換および、屋外に設置する冷却塔での外気冷却により、従来よりも少ない空調設備で冷却される。これらのサーバーや冷却設備の消費電力、および冷却設備そのものの削減により、システム全体のTCOを削減する。
 なお、同製品は東京大学と、筑波大学とが共同運営する、「最先端共同HPC基盤施設」(JCAHPC)の新スーパーコンピュータシステム「Oakforest―PACS」(オークフォレスト・パックス)に採用されている。

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