情報・通信

IoTプロジェクトを立ち上げ 中央コリドー

【2016年08月19日】

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       △ 甕昭男社長

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  △ Loea社製「80GHz 高速無線装置」

 中央コリドーはこのほど、CATV事業に役立つ製品・システムのデモンストレーションを都内で開催した。代表取締役の甕昭男氏は「中央コリドーは、東京から山梨、長野、新潟までの中央道沿いエリアのICTとIoT振興を支援している。関係の深いケーブル会社がIoTに力を入れることになり、当社でもIoTプロジェクトを立ち上げた。本日、4製品を紹介するので事業の参考にしてほしい」と挨拶した。
 シスコムとインテリックオーバは、全二重・双方向で1・5Gbps高速データ伝送を実現する「80GHz高速無線装置」を紹介した。最大で5キロの通信距離を確保でき、50Wの低消費電力とリーズナブルな価格のため、CATV、地域公共イントラ幹線系の強靭化や緊急時の応急対策、フルHD映像の非圧縮伝送、4K映像素材伝送等の用途にも利用できる。同装置は既に総務省から認可され、長崎県津島市上島―下島間で離島のデジタルディバイド解消の目的で運用されている。付属のスコープで容易に方向調整可能で素早く臨時回線が開設できる。陸上移動局免許のため、認可されたエリア内であれば設置場所を自由に変更できる。
 Gnzoとイ・ソフトは、マルチ映像配信システム「ファブリックビデオ」を提案した。複数動画のライブ映像を独自の圧縮技術「ファブリックビデオ」により1ストリーム(マルチ画面化)を行い、CATVや一般のインターネット回線で配信できる。視聴者はテレビ、パソコン、スマートフォン等でマルチ映像が見られるだけでなく、簡単な操作でそれぞれの人が異なる映像を拡大して見ることもできる。同システムの利用により新サービス創出につながる。
 B.b.designは、BBコーデック採用携帯電話利用映像伝送システムを提案した。同システムは、取材現場からモバイル回線(3G/LTE/BWA等)や、衛星回線の1回線だけで音声を含む高画質映像が伝送でき、他社にはない128Kbpsの低速回線でも高画質映像が伝送できるように独自技術で実現した。ソフトウエアのコーデックなので、取材現場の機材が小型・軽量・シンプルな構成となり、一人でも取材が可能。BBコーデックは、動き適応補正、複数のフレーム間予測等の独自の画像処理により、動きの激しい映像でもブロックノイズが出にくく、高解像度、高画質、正確な色を再現する。
 デンソーは、地域情報システム「ライフビジョン」を紹介した。ライフビジョンは、スマートフォンやタブレット端末を活用した情報サービスプラットフォームで、汎用端末に対応した専用アプリをインストールすることで手軽に利用できる。防災無線や既存アプリとの連携など様々な機能拡張ができる。タブレット版は、大きな画面と使いやすい画面デザイン(UI)で高齢者でも利用できる。

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