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船舶運航のデジタル化支援で協業 古野電気とNAPA

【2016年09月14日】

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古野電気の小池宗之・専務取締役/舶用機器事業
部長(左)と NAPAのJuha Heikinheimo社長

 【大阪】古野電気はこのほど、フィンランドのNAPAと、全世界の船舶運航に関するデジタル化をサポートするサービスの開発・販売と事業化を共同で推進することに合意したと発表した。
 2社は今後、船上で計測されたデータシグナルを収集・レポートするソフトウェア「NAPA Performance Monitoring」と「NAPA Logbook」を共同で販売すると共に、商品開発・事業化の取組みを開始する。  具体的には、古野電気の舶用電子機器や衛星通信サービスと、NAPAの電子データ収集・レポート・分析に関するソフトウェア技術を組み合わせたデータコミュニケーションサービスを通じて、海運会社・船舶管理会社・船舶保有会社による船舶運航の効率化や船員の業務生産性向上、陸上における船舶管理業務の最適化に貢献する。
 今回、NAPAが提供する2種類の運航支援ソフトウェアは、モニタリングデータを船陸間で共有するだけでなく、高度なデータ解析技術により運航効率や安全性を高めることができる。
 また、二酸化炭素(CO2)排出量監視に関する欧州の環境規制(EU MRV)などへの対応を見据えた船データの収集、レポート、保持に関わるソリューション提供に向けた取組みも進めている。
 古野電気の小池宗之 専務取締役・舶用機器事業部長は、「NAPAは、海事産業に対して非常に優れた船舶データ収集や管理、解析技術を提供している。NAPA Shipping Solutionと、古野電気のナビゲーションや通信機器、およびグローバルなサービス体制が組み合わさる事で、海事産業におけるIoT分野で、両社が大きく成長していくことを確信している」と話した。

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