情報・通信

東北から始まる地方創生 CLOUDIL

【2016年09月21日】

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     ▲ 岡本直樹局長挨拶
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      ▲ セミナー模様

 一般社団法人クラウド活用・地域ICT投資促進協議会(CLOUDIL)は、9月13日に仙台市のTKPガーデンシティ仙台AER21階ホールAで、「東北から始まる地方創生 中小企業のためのクラウド活用セミナー」を開催した。後援は復興庁、総務省東北総合通信局、経済産業省東北経済産業局、仙台商工会議所、ITコーディネータ協会。
 一般社団法人クラウド活用・地域ICT投資促進協議会は、地域の小・中規模事業者における生産性・収益性の向上を図るため、クラウドサービス等のICT利活用の普及啓発やICT投資を促進する体制として設立された。理事長は村井純慶應義塾大学環境情報学部長。
 東北地方では初めてのセミナーを開催した。仙台市内の小中規模事業者(IT、建設、小売業等)らが、午前の部・午後の部それぞれ約50名が聴講した。
 今回のセミナーでは(1)〈午前の部〉クラウドICTによる支援事業者向けの「クラウド促進セミナー」(IT事業者を対象)(2)〈午後の部〉小中規模事業者向けの「クラウド活用セミナー」(ユーザー企業を対象)の2つのセミナーでクラウド導入によるメリットを紹介した。
 セミナー開催目的は次の通り。東日本大震災からの復興を図る東北地方の中小企業等が、情報通信技術(ICT)、クラウドの利活用を通じて、業務の効率化・生産性を向上させ、より付加価値の高い事業を可能にするための一助とする。今年度は「東北観光復興元年」として位置づけられているところ、インバウンドも含む観光客の誘客に資するクラウドサービス等の利活用事例やソリューションについて、東北地方の中小企業等に紹介することにより、地域の活性化に役立てる。そして、同セミナーは、岩手県域でも同趣旨のセミナーの開催を予定しているなど、継続的に東北地方の復興の一助となることを目的とする。
 セミナーでは、来賓挨拶を岡野直樹・総務省東北総合通信局長が行った。
 講演では、シスコシステムズ、日本ユニシス、セールスフォース・ドットコム、サイボウズ、日本オプロなどがクラウド提案のノウハウ紹介やクラウド活用事例を紹介した。
 基調講演では、東京大学の人工物工学研究センターの原辰徳准教授がサービス工学を活用した東北への誘客の仕組みづくりについて講演した。
 展示ブースでは、シスコシステムズ、日本ユニシス、社セールスフォース・ドットコム、サイボウズ、日本オプロなどが実機の展示等を行い、来場者に具体的な活用方法を実演した。
 当日の天気は雨であったが、多くの参加者が会場へ足を運びクラウドの活用事例等について熱心に耳を傾けていた。また、実機の展示ブースでも、参加者らは、各事業者による実演に関心を寄せていた。
 一般社団法人クラウド活用・地域ICT投資促進協議会では、今後も、全国各地で主催セミナーを開催予定(11月17日:鳥取、11月18日:米子、11月29日:盛岡)であり、地域に根ざした啓発活動に取り組む諸団体と連携したイベントも各地で開催する予定としている。

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