情報・通信

運輸デジタルビジネス協議会設立 運輸デジタルビジネス協議会

【2016年09月28日】

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 ▲ 協議会 議長の内野弘幸氏
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  ▲ 国交省 長谷川信栄氏

 ウイングアーク1st(東京都渋谷区、内野弘幸社長)を発起人代表として運輸事業会社とICTなどのサポート企業による「運輸デジタルビジネス協議会」がこのほど設立総会を開催し、発足した。  設立にあたり、2015年4月28日より11回にわたり会合を実施し、運輸の安心・安全に関わる実証実験等を実施してきた。実証実験の成果を踏まえ、「運輸デジタルビジネス協議会」を正式に設立し、より多くの企業の参加を呼びかけ、デジタルテクノロジーを活用しながら、運輸業界を安心・安全・エコロジーな社会基盤への変革を支援する、積極的な活動を促進することを決定した。
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 「運輸デジタルビジネス協議会」の趣旨および設立総会に関しては以下の通り。
 【趣旨】
 運輸業界と ICT など多様な業種のサポート企業が連携し、デジタルテクノロジーを利用することで運輸業界を安心・安全・エコロジーな社会基盤に変革し、業界・社会に貢献する。
 ▽デジタルテクノロジーとおもてなしのこころで、運輸業界のイノベーションを実現する
 ▽デジタルテクノロジーの活用により運輸業界の労働環境を革新し、安心・安全な職場環境を提供することで、優秀な人材の確保と安全運行を実現する
 ▽乗務員の健康を守り、促進する仕組みと人間教育の場を提供することで、人材不足などの業界の課題解決に寄与する
 ▽協議会での活動、成果を積極的に公開し、業界・社会に貢献する、というもの。
 設立総会で同協議会 議長の内野弘幸社長が協議会設立趣旨についての説明を行った。「現在、第3プラットフォームと呼ばれる動きがあり、産業がどんどん変化しています。この流れをうまくつかまえて、運輸業界も変わっていくべきだと考え、運輸と我々ICT側が一緒になって革新できないかという思いで、結構長く議論してきました。昨年4月から準備会で色々な話をしてきた中で、実証実験もやりたいということになり、実施しました。そして、もっと広く公式に立ち上げようとなり、協議会設立の運びとなりました。本協議会は、運輸業界とICTなどのサポート企業がコラボレーションしながら進めていく」と述べた。次に業界をめぐる環境変化についてと題して、一橋大学大学院の安延甲客員教授が講演した。
 関係省庁の挨拶があり、まず最初に国土交通省の長谷川信栄氏が「国土交通省では安全安心な車社会の実現に向けて様々な取り組みを行っています。また、最近の車のICTの進展により取得される、運行情報や運転者の生体動向など、いわゆるビックデータを活用するため、国土交通省が主体となり事故防止モデルを作成し、それを事業者の皆様に活用いただくようなことも検討しています。これ以外にも様々な取り組みを実施していきたいと考えておりますが、それには皆様のご協力が不可欠であると思っており、引き続きご協力をお願いします」と述べた。続いて、経済産業省や厚生労働省の担当者が挨拶した。さらに、運輸業界での取り組み事例を、フジタタクシーグループ、P&J、一般社団法人東京都トラック協会が紹介した。
 次回の協議会会合は、10月12日(水)の16:00~18:00、ACCESSの会議室(東京都千代田区)で開催される予定。

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