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オルタネートモードの提供開始 HDMI

【2016年10月31日】

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▲ ロブ・トバイアス社長

 HDMI Licensing,LLCはこのほど、東京都港区のフラクシア品川クリスタルスクエアで記者会見を開催し、USBタイプC規格向けにHDMIファウンダーズが開発したHDMIオルタネートモード(オルトモード)を提供すると発表した。オルトモードは、HDMI対応ソース機器から、面倒なプロトコルやコネクタアダプタ、ドングルなしで、USBタイプCコネクタ経由で直接HDMI対応ディスプレイへの接続を実現することで、ネイティブHDMI信号の伝送を可能にする。
 オルトモードは、スマートフォン、タブレット及びPCにより採用されているスモールファクタ、リバーシブル、多目的USBタイプCコネクタと、インストールベースで何十億ものディスプレイの主なディスプレイインターフェースであるHDMIコネクタという最も人気のある接続ソリューションの2つを一体化する。プロジェクタ、モニタ及び完全フラットパネルテレビを含むHDMI対応ディスプレイ機器の市場は、2016年に2億9000万台規模に達する見込み。
 オルトモードは、最大4Kの解像度、オーディオ・リターン・チャンネル(ARC)、3D、HDMIイーサネットチャンネル及びコンシューマエレクトロニクス制御(CEC)等の完全なHDMI1・4bの機能をサポートする。HDMIケーブルは、ソース側のUSBタイプCコネクタとディスプレイ側のHDMIコネクタを利用する。オルトモードでは、HDMIディスプレイへの接続用に様々なアダプタやドングルを必要とする、他のオルトモードのディスプレイ技術とは異なり、単純なUSBタイプCtoHDMIケーブルを介した簡単な接続を可能にする。
 HDMI Licensing,LLCのロブ・トバイアス社長は、「家電業界では、HDMIはデファクト接続標準となった。ケーブル1本で非圧縮HD及び4Kビデオ、多チャンネルサラウンド音声、消費者向けエレクトロニクス制御を伝送できる。2002年以降、世界中で約60億のHDMI製品が出荷されてきた。また、世界最大の家電製品、PC及び携帯機器メーカーなど1600社以上が製品にHDMI接続を導入した。このうち8%を日本企業が占める。HD及び4Kテレビの100%がHDMIに対応している。2019年の世界出荷台数について、HDMI対応フラットパネルは2億6300万台、HDMI対応機器は8億600万台と予測されている。USBタイプCのデバイス機器は2019年には20億台と予測されているため、HDMIが大きく伸びる」と話した。
 HDMIオルトモードは、HDMI1・4b機能をすべてサポートしている。USBタイプC向けのHDMIオルトモードの主なメリットは、HDMIソース機器によってUSBタイプCコネクタが利用可能なこと。また、USBタイプCコネクタはリバーシブル、小型ホームファクタ、多目的で、モバイル及びPC市場で普及が拡大している。ソース製造者はネイティブHDMIとその機能、USBタイプCコネクタを利用可能。HDMIを組み込んだソース機器は増加している。

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