情報・通信

アジア11ヵ所を結ぶ海底ケーブルの引き渡し完了 NEC

【2016年11月25日】

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   ▲光海底ケーブル「APG」ルート図

 NECは、日本~シンガポール間のアジア11ヵ所を結ぶ大容量光海底ケーブル「Asia Pacific Gateway」(APG)の建設工事を完了し、日米アジアを代表する13社のコンソーシアムに引き渡した。
 APGは、日本、韓国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールを結ぶ全長約1万900キロメートルの光海底ケーブルで、毎秒100ギガビット(100Gbps)の最新の光波長多重伝送方式を採用しており、毎秒54テラビット(54Tbps)以上の伝送容量を有した。
 コンソーシアムメンバーは、CAT社、China Mobile International社、China Telecom社、China Unicom社、Chunghwa Telecom社、KT社、LG Uplus社、NTT Communications社、StarHub社、Global Transit社、Viettel社、VNPT社を含む13社。
 APGの完成により急増するアジアのインターネット需要に対応できるのみならず、他のアジア域内海底ケーブルとの相互補完によりネットワークの冗長性が高められ、大容量・高信頼な通信を実現する。
 NECは、過去40年以上にわたり海底ケーブルシステム事業を手掛ける海底ケーブルのトップベンダーで、地球6周分のべ25万キロメートルを超える敷設実績があり、日本を含むアジア・太平洋地域で強みを有している。また、陸上に設置する光伝送端局装置、光海底中継器や光海底ケーブルなどの製造、海洋調査とルート設計、光海底ケーブルシステムの据付・敷設工事、訓練から引渡試験まで、全てをシステムインテグレータとして提供している。なお、日本で唯一、深海8000メートルの水圧に耐えられる光海底ケーブルを製造可能なNECの子会社であるOCC(横浜市)が、ケーブルの製造を担当している。

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