情報・通信

NTTドコモがHTCと必須特許のライセンス契約を締結

【2016年12月02日】

 NTTドコモは、HTC Corporationと移動通信技術に関する必須特許(標準規格に準拠した製品を製造するうえで特許権者からライセンスを受けなければ特許権の侵害を回避することができない特許)のライセンス契約を締結したと発表した。この契約は、ドコモが保有するW―CDMA、LTEおよびLTE―Advancedの標準規格に関する必須特許のライセンス契約となっており、HTCからドコモへライセンス料の支払いを行うもの。契約締結を受け、ドコモはHTCグループに対するすべての特許侵害訴訟を取り下げた。
 ドコモはより高度で快適なモバイル通信環境を実現することを目的として、研究開発に積極的に取り組むとともに、研究開発成果に関する特許権取得を推進してきた。ドコモでは、これらの5000件以上の必須特許に対する適正な対価を得るため、これまで当該必須特許を実施する第三者に対し、パテントプール(複数の特許権者が保有する必須特許を一括してライセンスする仕組み)または個別の交渉を通じ、ライセンス料の支払いを求めてきた。今回、HTCに対し個別にライセンス交渉を申し出、継続的に交渉を実施した結果、ライセンス契約を締結した。HTCのように、現在ドコモから当該必須特許のライセンスを受けている企業は、10社以上で、今後もライセンス先企業を拡大する予定。
 ドコモは、今後も5Gを含む移動通信技術の研究開発および標準化を推進するとともに、その成果である必須特許について、パテントプールおよび個別交渉を通じたライセンス活動を進める。

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