情報・通信

「はりまふるさとアーカイブ」を構築 富士通エフサス

【2016年12月14日】

 兵庫県姫路市(石見利勝市長)は、播磨圏域7市8町と連携し、地方創生への取り組みの一環として、全国初となる複数自治体(現時点で姫路市、赤穂市、宍粟市、たつの市、市川町、神河町、太子町)による歴史資料のデジタルアーカイブ「はりまふるさとアーカイブ」を開設した。
 このデジタルアーカイブは富士通エフサスが構築したもので、基盤システムの企画・設計・インテグレーションに加え、管理運営方針の策定、入力フォーマットの標準化、データベースの整備などを行った。さらに、ユーザーインターフェースを工夫し、利用者目線で使い勝手のよいシステムを実現している。
 現在、姫路市は、播磨圏域の経済の活性化や人口流出抑制を図るべく、播磨圏域7市8町と連携中枢都市圏を形成し、積極的に地方創生事業を推進しており、デジタルアーカイブにより、インターネットを通じて、国内はもとより世界中からの観光客の誘致を図るとともに、小中学校および高等学校の教材として、地域教育に活用することで郷土愛の醸成にもつなげる。
 富士通エフサスは、今後とも各地方自治体の地方創生への取り組みを、最先端のICTでサポートし、魅力ある地域づくりに寄与していく。
 近年、多くの地方自治体で大都市への人口流出による過疎化、超少子高齢化が進んでおり、これらに伴う税収減により行政サービスの維持が困難なケースが見られるようになっている。こうした中、大都市への人口流出に歯止めをかける上で、地方創生の推進は喫緊の課題となっている。
 姫路市においては、播磨圏域7市8町とともに連携中枢都市圏を形成し、積極的に地方創生事業を推進しており、このほど、その一環として、姫路市と播磨圏域7市8町が連携し、同地域が所蔵する古文書などの貴重な歴史資料のデジタル化を進め、全国初となる複数自治体によるデジタルアーカイブ「はりまふるさとアーカイブ」を開設した。歴史的に貴重な資料であればあるほど、厳重な保管が不可欠となる中で、これまで一般公開による資料の損傷や紛失リスクの増大、閲覧時の職員立会いによる負荷の増大が懸案となっていたが、デジタル化によりこうした保存面での問題点が解決し、より多くの人が播磨圏域の貴重な歴史資料を閲覧することが可能となり、観光産業の振興につながるとともに、地元の学校で教材としても活用することで、郷土愛の醸成によるさらなる地域活性化への貢献も期待できる。
 「はりまふるさとアーカイブ」は、姫路市立城内図書館から古文書・絵葉書などの古写真・江戸時代以前の古地図、絵図など363点、姫路市立城郭研究室から絵図・工事図面など635点を公開。現在、播磨圏域7市8町につきましても順次追加登録・公開を進めている。

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