情報・通信

業務システムでの大規模データ予測を自動化する「予測分析自動化技術」を開発 NEC

【2016年12月21日】

 NECは、最先端AI技術群「NEC the WISE」の1つとして、業務システムで幅広く使われるリレーショナルデータベースでの大規模データ予測分析プロセス全体を完全自動化する「予測分析自動化技術」を開発したと発表した。
 現在、複数のデータベースから構成されるリレーショナルデータベースを分析する際、熟練のデータサイエンティストによるデータベース間の複雑な関係性の発見や関連づけ、機械学習による予測モデルの調整などに多大な工数を要している。 一方で世界的な熟練データサイエンティストの不足により、急増する高度なデータ分析ニーズに応じて迅速に大規模データ分析をするためには、非熟練者でも利用可能な、容易かつ高精度な分析手段が求められている。
 同技術は、「分析に有効なデータ項目(特徴量)の抽出・設計から、最適な予測モデルの作成まで」の一連のプロセス自動化を実現する技術。これにより、データ分析に関する高度なスキルがなくても、短時間に熟練データサイエンティストと同等以上の精度で予測分析が可能となる。
 NECは、同技術を企業が自社でビッグデータ分析を行えるサービスとして、2017年度の提供を目指す。
 今回開発した「予測分析自動化技術」は、ビッグデータに混在する多数の規則性を自動で発見する分析手法「異種混合学習技術」、データ分析の前処理技術である「特徴量自動設計技術」といったこれまで開発してきた技術を発展させ、リレーショナルデータベースの大規模データに対する予測分析を完全自動化する技術としている。

情報・通信一覧へ  トップページへ