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新社長に住友電工社長の井上治氏が就任 住友電気工業

【2017年01月27日】

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 住友電気工業は、2017年6月開催予定の定時株主総会日付で現住友電装社長の井上治氏=写真=が新社長に就任すると発表した。
 住友電工の社長交代は2004年以来、13年ぶりとなる。現社長の松本正義氏は5月に関西経済連合会の会長となる予定であり、社長業との兼務は難しいことなどから交代を決断した。松本氏は代表権を持つ取締役会長に就任する。
 井上治(いのうえ・おさむ)氏は、1975年に同社入社、2001年自動車部長、04年執行役員、08年常務、09年独子会社社長、12年住友電装 社長など要職を歴任。住友電工の中核事業である自動車用ワイヤハーネス事業に長く従事し、海外経験も豊富だ。松本氏は井上氏を選んだ理由について「国内だけでなくナイジェリア、米国、インドネシア、ドイツなどその時々の重要課題にたずさわり、そのつど結果を出してきた。特に米国では約30億円の債務超過に陥っていた子会社を建て直した。経営者にとって一番大事なことは結果を出すことで、その点からも次(の社長)は井上氏だと思っていた。また、明るく前向きというリーダーに必要な資質も持っている。大企業では人事の納得性が非常重要であるあるが、井上氏なら問題ない」と語った。
 井上氏は「主要5事業のうち、自動車関連事業が売上だけでなく、利益面でも突出しているため、分野ごとのバランスを取っていきたい。また、海外企業では経営陣は多国籍であり、女性の登用も多い。日本が一番遅れている。女性エンジニアを中心に女性を積極的に採用する他、国籍や性別にとらわれずに登用していきたい」と述べた。
 なお、住友電工 代表取締役専務の川井文義氏は、4月1日付で住友電装社長に就任する。

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