情報・通信

新SD―WANソリューション リバーベッドテクノロジー

【2017年03月10日】

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レオ・キーリー社長
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デモではAzureへのワンクリック接続を披露

 リバーベッドテクノロジーは3月1日、WAN最適化、SD―WAN、クラウドネットワーキングをシングルアプライアンスに統合した業界初のソリューション及び、データセンターを含む大規模なSD―WAN展開を劇的に効率化するSteelConnectの新製品に関する発表会見を東京都渋谷区のEBiS303で開催した。レオ・キーリー社長は「リバーベッドの『SteelHead』のWAN最適化の市場シェアは70%を占める。これからはSD―WANの時代になる。本社は米国サンフランシスコで、世界に2500人の社員がいる。日本事務所は20人くらいだが、今年末には40人に倍増する予定だ。『デジタルトランスフォーメーション』がバズワードで、これからのネットワークの世界はアプライアンスだけでなく、アプライアンスとソフトウエアのコンビが重要になる。2020年までにクラウド移行のためのIT投資は1兆ドル以上に達すると予測されている。ネットワークはこの変革に追いついておらず、クラウド展開におけるビジネスにインパクトをもたらすパフォーマンスの問題を抱える企業は50%にも及ぶ。そこで根本的なネットワークの再設計が必要となる」と話した。
 技術本部長の草薙伸氏は、①SD―WAN製品におけるAzureとの接続性の新アップロード②新ハードウェア「SteelConnect5030」③「SteelConnectSD」について次のように紹介した。「SD―WAN製品『SteelConnect』の特長はブランチ、クラウド、主にIaaS環境に対して接続性を、手間が少なく便利で柔軟性が高い接続性を提供すること。また、今までのネットワーク機器の設定はデバイスベースだったが、SD―WANでは個々のIPアドレス等の設定というよりも、ビジネスフローに基づいたオーケストラレーションになっている。さらにクラウドの中ですべての機器の設定・導入が行われる。IaaS環境であるアマゾンのAWSには対応していたが、今回マイクロソフトのAzureとの接続性をアップロードする。IaaS連携で他社製品との差別化ポイントは、SteelConnectのマネージャー上からワンクリックでAPI連携をAWS/Azureのネットワーク上に仮想インスタンスを立ち上げることができること。実際に他拠点への接続をワンクリックで実現できる。
 SteelHeadは当社のメイン商材で、リバーベッドはWAN最適化、WAN高速化で名を知られている。今回、SD―WANの製品展開として、『SteelHeadSD』を新しくリリースした。『SteelHeadSD』の筐体上で、SteelConnectも同時に動かすことができるプラットフォームになっている。SteelHeadSDはWAN最適化の製品で、SD―WANを一緒に動かす。WAN最適化は、重複するデータをネットワーク上に流さないことがコア技術になっている。SteelHeadとSteelConnect、WAN最適化とSD―WANは必ず何らかの形で連携する必要がある。WAN最適化は様々なベンダーがトライしたが撤退した、一筋縄ではいかないマーケットで、アプリケーションに対する深い理解が必要になる。例えば、マイクロソフトとの深いリレーション等がWAN最適化の技術で、それらがリーダーとしての当社の強みである。
 3つ目にSteelConnect『SDI―5030』というSD―WANだけのプラットフォームの提供を紹介する。『SDI―5030』は、10ギガ以上のデータセンタークラスの環境に適応できる製品としてリリースした。IPsecのトラヒックは10ギガ以上あって、数千サイトをサポートする。SteelConnectは既に300社以上が導入、1600社以上がトライアルしている」。

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