総務省 「未来デザインチーム」を立ち上げ

 総務省では、テクノロジーの進展を見据えた2030~2040年頃の未来社会のイメージを制作することを目的として、将来、行政の中枢を担う若手職員による「未来デザインチーム」を立ち上げる。 総務省情報通信審議会において、IoT・AI・ロボット等のテクノロジーが進展した2030~2040年頃の未来社会を展望しつつ、人口減少社会を乗り切るための情報通信政策のあり方について検討を行う「IoT新時代の未来づくり検討委員会を開催している。 この検討の一環として、2030~2040年頃を見据えた中長期ビジョンを策定するに当たり、委員会の議論と連動しながら、委員会に未来イメージを提示する役割を担う省内の若手職員による「未来デザインチーム」を設けることとするもの。  省内での公募を経て、情報通信関係部局を中心に、大臣官房・関係部局を含む20~30歳代の本省職員26名が参加する(男性19名、女性7名、平均年齢28・9歳)。 平成29年12月から「未来デザインチーム」での検討を開始。30年1月以降、検討結果を未来イメージの「素案」として委員会に提示する。その後、委員会の議論のフィードバックも受けつつ、ベンチャー経営者等との意見交換も実施するなど、最新かつ多彩な視点を採り入れながら検討する。