総務省、「ICTサイバーセキュリティ総合対策」を公表

 総務省は、平成29年1月より「サイバーセキュリティタスクフォース」(座長・後藤厚宏情報セキュリティ大学院大学学長)を開催してきた。このほど「ICTサイバーセキュリティ総合対策2023」(案)に対する意見募集において提出のあった意見を踏まえ、タスクフォースにおいて「ICTサイバーセキュリティ総合対策2023」が策定された。この中で、個人向けの普及啓発においては『サイバー攻撃は複雑化・巧妙化しているため、デジタル化の動きと呼応し「誰一人取り残さない」サイバーセキュリティの確保に向け、こどもや高齢者を含む国民全体に向けた普及啓発を通じて、社会のサイバーセキュリティ能力の向上に貢献することが求められる』とまとめた。総務省では、同総合対策を踏まえ、サイバーセキュリティを確保するための施策を積極的に推進する。(全文は8月21日付け1面に掲載)